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星の姫君  作者: ノア
8/20

お姫さまベッドです



猫足のテーブル

白いレースのカーテン

ふかふかカーペット


女の子なら誰しもが一度は夢見るであろうお姫さまのようなお部屋


ただいまわたくしは、お姫さまのようなお部屋の硬すぎず柔らかすぎない天蓋付きベッドの上におります。


それにしても…

乙女趣味ですねぇ、この部屋


誰の趣味でしょう?

まさかシオン様!?

いやいや、それはないですよね…


まぁ、それは置いといて…



何で私、シオン様と同居する事になったんですか?!



そりゃまあ、一応お付き合いさせていただいてますよ?!

でも、付き合った当日に同居開始は無いでしょう!?


しかも、私の部屋にあったはずの読みかけの本や、やりかけの刺繍があるということは…



お父さん一枚噛んでますか?!




いやいや、それはないでしょう!

さすがにかわいい一人娘を男性の家に住ませるなんて…



…。

ありえそうで怖いです…。



そうだとしたら、これはかなりまずい…。

妙齢の男女(しかも、恋人同士)が一つ屋根の下だなんて…!

その、夜のごぬょこぬょなんて、私、



「さすがにムリですーーーー!!!」


いえ、シオン様が私のような小娘に食手が動くだなんて思ってもいませんよ!?

でも、でも、万に1つ、億に1つ…なんてことがあったら!



「いえ、私はシオン様を信じますよ!?

絶対に、手なんて出しませんよ!」



「信じてもらえるのは嬉しいですが、ありえませんね。」



「うきゃあ!」



シ、シオン様!?

聞かれてた!?

てか、ありえないって!?



「あり得ないとはどういうことでしょうか…?」




「俺も男なんだ」



押し倒されたぁぁぁぁーーー??!!




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