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目の保養です
「シオン様がわたくしのことをご存知なのは分かりました…。」
痛いほどね…
もうそろそろ、腹をくくらなきゃいけませんね…
私にはこの人と付き合って、結婚して、家のために出費してもらわなきゃならないんですから。
「シオン様。わたくしは、シオン様のことあまり知りませんわ。でも、これから知っていけばいいともしも、思ってくださるのなら、わたくしでよければお付き合いしてください。」
幸運なことにシオン様は、私のこと悪く思ってるわけではなさそうですしね
夢の平凡生活はかなわなそうですけどね…
「もちろんです。では、早速あなたのお部屋に案内しますね。」
「…は?」
私の部屋?!