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噂に違わないお顔です
出迎えに来てくれた執事さんに連れられ、シオン様の待つサロンに向かう
無駄に広いですね、この庭
かれこれ10分位歩いてますよ
そこからさらに、5分ほど歩いてようやく着きました。
本当、無駄に広いですねこの庭！
真っ白な東屋にいたのは、この世の物とは考えられないほど、整った顔つきの男の方でした。
今の私の顔は、かの有名な○ンクの叫びといい勝負でしょう。
若い女性に人気だとは聞いていたけど、まさかこんなにすごいとは、思ってもいませんでした。
いや、てか本当に私なんかでいいの？！
赤字男爵家なんかでいいの、本当に？！
「ミリアーヌ嬢…？」
いやぁぁぁー！
悩殺バリトンボイスぅぅぅー！
