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三通目|直人(未送信の下書き)



シャミム君、君の声は届いたよ。

小さな字で書かれていたけど、それは僕の中でとても大きな音だった。


「僕の部屋にあるもの」……それは、とても難しい質問だった。

なぜなら、僕の部屋には何もないような気がしていたから。


でも、君の手紙を読んだあと、

僕は押し入れから古いカメラを出してきたよ。父がくれたものだ。

その中に、動かないけどラジオも入っていた。君と同じだ。


君のラジオの音、僕は聞いてみたい。

本当に聞こえないかもしれないけど、想像することはできる。


そして、想像することで、世界と少しだけ繋がれるのかもしれない。


(この手紙を出せるだろうか、まだ分からない)

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