表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

一通目|直人からシャミムへ(翻訳経由))

登場人物

光村ひかりむら 直人なおと:25歳。東京都内で6年間引きこもり生活を続ける青年。唯一の接点は、週1回の訪問支援スタッフと時折触れるネット掲示板。ある日「世界の子どもと手紙交換プロジェクト」を紹介され、半信半疑で応募する。

•シャミム・ハッサン(Shamim Hassan):14歳。バングラデシュ・クタパロンキャンプに暮らすロヒンギャ難民の少年。字の読み書きは独学。妹と母と3人暮らし。趣味は壊れたラジオの分解と再組み立て

こんにちは。僕は日本の東京に住んでいます。

正確には、「住んでいる」というよりも「閉じこもっている」と言ったほうが合っているかもしれません。


僕は25歳です。けれど、高校を出てからほとんど外に出たことがありません。

外の音は聞こえるけど、それが自分とは無関係なものにしか感じられない日々が、ずっと続いています。


なぜ手紙を書こうと思ったのか、自分でもよく分かりません。

でも、あなたの国では、文字を書くことも難しいことがあると聞きました。

だったら、あなたの「言葉にならなかったこと」を、もしあれば、僕に少しだけ分けてくれませんか。


あなたの一日が、どんな風に始まって、どんな風に終わるのか、教えてもらえたら嬉しいです。

こちらは、朝に雨が降って、今は少しだけ晴れています。


名前だけでも教えてくれたら、それで十分です。

――直人より

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ