「映画の旅」について
困ったなあ。
取り上げる映画がなくなって来てしまった。
「ヌベールの映画の旅」という映画レビューみたいなのを書いているのだが、最近、扱う映画に困り始めている。
初めの頃は次から次へと書く材料、つまり扱う映画が自分の内から出てきて、エッセイ感覚で書くぶんには少しも困らなかったし、何も見なくても、記憶だけを頼りに書くことができた。
しかしそれが段々資料や作品を観なければ書けなくなり、最近は観る作品選びにも苦労するようになってきた。
昨日「万引き家族」を観た。一本観て一作書ければ良いのだが、必ずしもそうはいかない。
この「万引き家族」も、ハズレだった。書こうという気になる程惹きつけられなかったし、1つの奇妙な家族を描いて、結局何が言いたかったのか私には今ひとつピンと来ず、ピンと来ないなら来ないなりに面白ければいいのだけど、それもそれほどではなかった。(是枝監督さん、ごめんなさい)
やはり自己満足で、好きな方だけ読んでくださればいい、と思って書いてはいるものの、この作品はあまり面白くありません、ばかり続くのは、さすがにイヤなのだ。
書くなら面白いものを取り上げたい。
良さそうなのもあるにはある。
しかし長いのは映画を観てレビューを書くだけのエネルギーがないし、疲れて仕事に差し支えるようでは本末転倒だ。
これからは、程よい長さの面白い作品を探しさがし書くので、更新は遅れ気味になるでしょう。
読んでくださっている方に、少しでも面白いのをご提供できるよう頑張りますので、今後もよろしくお願い致します。