表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役転生(仮)  作者: うる
9/11

留学先で〜1〜






留学に来た。


この国は前からお父様が誘われてるところで、お父様にあの国を見捨てた時にここに来ても良さそうか下見しておけって言われたので。



「うーん、いい天気。」


原っぱでゴロゴロしたくなっちゃう。


「いっしょに寝転ばないか?」


ん?!


「失礼、お嬢さん。アレン・ル・ルコナリテと申します。」


「シーファ・ディ・リーヌと申します。」


「1人で寝てると怒られるんだ。いっしょに寝転ぼう?ほら。」


いや、王子がそんなことしちゃダメじゃない?


んー、でもなー、殿下に誘われたって免罪符でやっちゃお。


「シーファ嬢は留学か?まだ1年じゃなかったか?」


「まだ1年ですけど、この国を見るために留学してきました。」


「そうか、俺はいい国だと思ってる。楽しんでいってな。」


「ええ。」


ああ、なんか眠くなってきた…


ふわぁ…







「…ー……しー………」


「んー…れんにいちゃん…あと…ごふん……」


「っ、ダメだよ。しーちゃんは5分じゃすまないだろ。」


ん?れんにいちゃん?


「ふぇ?」


「おはよ、しーちゃん。まさかシーファ嬢がしーちゃんだったなんて。公爵を誘っておいて良かった。」


お前が犯人か。


「レン兄ちゃんなの?」


「ああ、お前の幼馴染のあのレンだ。」



「え゛っ」



恥ずかしい…/////


でも嬉しい。また会えた。


レン兄ちゃんはわたしの好きな人だから。



「しーちゃん。嬉しい。良かった。」


「レン兄ちゃん…」


苦しいです。

空気読んで言わないけど。




もう10分くらいたったんじゃないかな。


「レン兄ちゃん苦しいからそろそろ離して」


「うん。」


「レン兄ちゃん、相変わらずかっこいいね。」


「しーちゃんも相変わらずかわいいな。」


「もう、照れるからそういうこと言わないでよ。」


「しーちゃんが生まれ変わってるって信じて王子業頑張りながら探してたんだよ。」


「へー。」



─これってもしかしてを期待してもいいのかな。



「あっ、私はねーなんと、婚約者がいます!」


「は?なにそれすぐ壊してくるからな。安心しろ。」


「いや第2皇子だから無理だって」


「あー、あれか。自滅しそうだしほっといていいや。」


「え、なに、自滅って何?!」


「まあまあ。」


「教えてよ〜」






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ