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悪役転生(仮)  作者: うる
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わたし私ワタシ

だらけずに終われたら嬉しいな(自信ない)



『わたし』は平凡な血筋の子だった。

サラリーマンの父と専業主婦の母から産まれた。


『私』は高貴な血筋の子だ。

公爵の父と隣国の王女の母から産まれた。



『わたし』は健康だった。

風邪すら滅多にひかず、一晩寝れば治った。


『私』は病弱だ。

病が流行するといつも人より長く寝込んだ。



『わたし』の見た目はせいぜい中の上だった。

こげ茶の髪に低めの鼻、こげ茶の目は二重だったがそのくらいだ。


『私』の見た目は上の上だ。

白銀の髪に筋の通った鼻、澄んだ紫の目はぱっちり二重で、病弱で外にも出ないため肌も白い。



『わたし』は愛されていたと思う。

友だちも、親戚も、幼馴染も、両親もみんなわたしを愛してくれた。


『私』は愛されていないと思う。

両親は政略結婚で愛など存在せず、そんな2人の間に産まれた跡継ぎになれない女の私はお金は出すが放って置かれている。使用人はよくしてくれるが、家族からの愛はない。



『わたし』は幸せだった。

やりたいことができた。家族から愛されていた。友だちにも恵まれていた。


『私』は幸せではない。

やりたいことが見つからない。家族から愛されていない。病弱で部屋から出られないから友だちと呼べるような存在もいない。



『わたし』は死んだ。

高校生の頃にガンが見つかった。もう手遅れだったが最後をきちんと大切な人達と過ごせた。


『私』は生きている。

幸せではないが生きている。死ぬ気もない。



『わたし』は『私』だ。


『私』は『わたし』だ。



『ワタシ』は今を生きていく。



サブタイをタワシにするか真剣に悩んだ。

誤字・脱字、この言い回しの方がいいと思うなどあれば感想にお願いします。気付いたら直しまする。

あと、無いと思いますが普通に感想書くときはダメ出し入るのは全然いいんですが、筆者が豆腐だと言うこと配慮してくれると嬉しいです。

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