登場人物紹介
ユイジェス・マラハーン（１７歳）
大国ミラマの第二王子。兄を嫌い、いつも反発している。
（親にも反抗的で）ジュスオースの王女との婚約話に嫌気が差し、ついに城を飛び出してしまう。
ミラマには【青い髪の王子】の伝説があり、建国王アイローンが青い髪をしていた。その後、青い髪の王子が現れたことは兄が生まれるまでなかった。
もちろん、ニ人目が生まれることも。
「期待されることが、一番嫌いだった・・・」
シオル・スプレアラ（１９）
口のきけない娘。白魔法を使える。
城から出てきたユイジェスに助けられ、ザガスとの事件に巻き込まれる。
ルーサス達の話に願いを持ち、協力するようになる。彼女には叶えたい願いがあった・・・。
「どうして、私達には心が残っているのだろう・・・」
ルーサス・ディニアル（１８）
サラウージ大陸から大盗賊ザガスを追って旅をしている元盗賊の魔法使い。
世界や伝承、知識が豊富でリーダー的存在。「封じられた神々の涙」の一つ、「真実の輪」を持ち、他の石も追う。そこにはザガスへの因縁と、復讐心があった。
助けて以来くっついて来ているリカロは相棒的存在。
「誰にどう言われようが、今はこの命くれてやるつもりはない」
リカロ・ラーミャ（１５）
大盗賊ザガスによって村を焼かれ、ルーサスに救出された少女。
ルーサスが好きでくっついて来ている。
元は武闘家（親の影響）だったが、魔法を見てからすっかり魔法に魅せられ、現在修行中。
明るく元気なムードメーカー。
「そのために生きてはいけませんか」
レーン・ポスド（１９）
ジュスオースの王女。ユイジェスとの婚約話が持ち上がるが、お互いに反発。
自分の目的のために、「封じられた神々の涙」を追っていた。
彼女の国には聖地があり、信仰深い神聖王国。その割には剣を持ち、勇ましい王女。
ニュエズ王子に叶わない恋をしている。
「泣き言なんて聞きたくないわ。その度にまたいくらでも殴る」
ニュエズ・マラハーン（２３）
ミラマの第一王子。ユイジェスの兄。
「伝説の青い髪の王子」として、国内外に褒め称えられている。
剣や魔法の腕前も最高級。婚約者も隣国の王女に決まっていて、幸せの絶頂に見えた。
しかし、その王女が盗賊にさらわれてしまう。
彼女を助けに隣国へ向かうが・・・。
「教えて欲しかった。二人の王子が生まれてきたその理由を。その意味を」
ジッターラ・ロイジック（１９）
盗賊ザガスに占領されたロイジック王国の生き残りの王女。
ザガスを討つと宣言した少年をずっと待っている。
「分かりました。・・・彼のためならば」
絵はあえてラフ調です。ＨＰにいくつか他の絵もあります。
