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200字小説・300字小説

最愛の

作者: 柿原 凛

 貧乏な女がいた。女はある日、大金持ちの男と財産目当てに結婚した。最愛の夫を表向きは愛していた。だが最も愛していたのは財産だった。

 数十年後、夫が死んだ。もちろん残った財産は全て女のもの。女は満足した……はずだった。だがそれは違った。女は数十年の時を費やし、やっと気付いた。愛こそが財産なのだと。孤独となった女はある日、男と出会った。遂には結婚し、最愛の人を手に入れた。

 だがその男もまた財産目当てだった。

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― 新着の感想 ―
[一言] 200字にぎっしりと、僕の好きな因果と人間らしさが詰まっていて、短かったですが楽しませてもらいました。
2012/01/07 19:55 退会済み
管理
[一言] 因果応報ってやつですね。 後悔先に立たず。 なかなかシュールです。 素敵な時間をありがとうございました。
2012/01/06 21:15 退会済み
管理
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