ある男の告白
人間の内面に潜むエゴ・狂気・欲望を純文学的に描いてみました。拙い文章かもしれませんが、宜しくお願いします。
ただただ、ツライだけの人生でした。苦しんで、苦しんでも、僕には希望の光はありません。僕は自分の人生という悲劇を演じる喜劇役者だったんですよ。
僕は誰かに理解されたかっただけなんです。自分の弱さに言い訳をして、全て自己都合の正当化。何があっても誰かのせいで全て人のせい。かといって、そんな自分を認めたくはなかった。
コンプレックスの塊。それが僕だ。
人と合わせるのは正直、嫌だ。でも、人に相手にされないのはもっと、嫌。
僕は、自分をその場、その場で使い分け、演じてきたピエロ。
自分に押しつぶされそうになる。それでも、僕はそうやって生きていくしかなかったんだ。
もし、これを読んでいるあなたが僕であったら、僕が生きた22年間も生きずに途中で自殺していただろう。
僕は、生きているだけで公害。人に笑われ、迷惑をかけているだけで、何も人に与えることのない人生でした。それでも、誰かに認めて欲しかったんですよ。
僕は人を殺しました。今まで、生きてきた最大の過ちです。それでも、僕は後悔していません。彼女は僕の中で永遠だから。
「昨晩、未明、バラバラになった女性の遺体が公園で発見されました。遺体の損傷は激しく、女性以外何も判別できません」
今もTVを見ると、白いスーツを着たニュースキャスターの女が僕が殺した女性のことを報じている。
そのうち、僕は捕まるだろう。
だから、ここに僕は言葉を綴るのです。死ぬのはコワい、自首するのもコワい。
だとしても、僕は恐怖に震えながらも、不安は何もないんです。
今ここに綴る僕という透明な存在の存在理由。
僕は綴っていくのです。




