7️⃣8️⃣ 一輝の部屋に入った。
雪は、夕飯を食べて風呂も済ませると、先に風呂も入っベッドで漫画を読んで寛いでる一輝の部屋に入った。
「おっ、いい匂いじゃん! 風呂に入ってきたんだな」
「うん、そうだよ」
「髪の毛から凄くいい匂いするけど、シャンプー変えたのか?」
「うん、ママが新しいジャンプー買ってきたからね。今までより高いの買ってきたんだって。でも、パパには内緒らしいよ」
雪は一輝の部屋にあるテーブルで英語のワークを広げると、勉強を始めた。
疲れてきたので手を休め、同じ部屋で寛いでいる一輝の方を見ると、呑気にゲームをしていた。
(いいなぁ勉強しないでいられて)
何のゲームをしてるのかそっと覗き、顔を上げるとゲームをしている一輝と目が合った。
「ん?」
「だって一緒に勉強してくれないから、何してんのかなって……」
「俺はもう良いよ! やる気でないし。雪は真面目だな、まだ続けるのか?」
「だって良く考えると、テスト勉強せずに最近は遊んでばっかりだったから……」
「俺も付き合って起きててやるから、勉強するなら頑張れよ」
一輝が雪の唇に優しくキスをしてくれた。
「うん、一緒に起きててくれるなら嬉しい。頑張るね」
雪はやる気になって、唇を尖らせながら勉強をする。
少しすると、一輝が部屋に居なかった! 余りにも集中し過ぎて、ドアを開ける音にも気づかなかった。
「もぉ──────っ!」
頭を抱えながら声を出していると、一輝が戻ってきて、クリーム入の凄く美味しそうなそうなコーヒーゼリーを差し出した。
「勉強でわかんない所でもあったったのか?」
「違うよ……一輝が部屋に居なかったから」
「おいおい、そんな事で叫ぶなよ。可愛いな」
「このコーヒーゼリーどうしたの?」
「今、家の近くのコンビニ行って買ってきてやったんだよ!」
「一輝のくせに、めずらしく気が利くね。ありがとう!」
「何だよ! 俺は何時でも気が利くの」
部屋を出た事に全く気づかなかったけど、まさかコンビニ迄わざわざ買いに行ってたとは……。
一輝の目をみて雪はニコッと笑った。
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