⑦⓪ やばみすぎる!
今日の放課後は、由美ちゃんと真白ちゃんと、美優ちゃんの四人で勉強会をする事になった。
夏休み前に行われる一学期のテストは、普通に授業を受けてた雪には自信がある。
(えへへ、家で一輝と勉強してたから大丈夫そうなんだけど……)
ところが、スカートの件で注意され、全教科平均点取らなくてはいけなくなってしまった。
(ふぇーん、何で全教科平均点なのよ! 楽勝じゃないのかな?)
平均点取れば、スカート丈は短いままでも良いと言われたけれど、実際大丈夫かと言われたらよく分からないので、凄く不安に襲われる。
由美ちゃんにこの事を話したら、何故か由美ちゃんのやる気スイッチがオンになった。スカート丈が短いのは可愛いに反応したとも言う!
(やる気スイッチ入れないとダメなのは、私だよぉ!)
この学校では、テスト勉強をする為に、図書室を使って良い事になっていたので、今日の勉強会は学校で残ってする事になった。
図書室に行くと、テスト前日だからなのだろうか、勉強するようにあるテーブル席には、生徒の姿がちらほら見える。
しかも、何故か勉強する為にここに居るのが女子しかいないせいだろうか、良い匂いしかして来ない。
(ハァハァ……なんか凄く気持ち良い!)
「美優ちゃんここ何か凄くいい匂いがするね」
(うわぁぁぁ、変な事言っちゃった……)
「やっだー雪ちゃんが良い匂いするんだよ! 何だろ? フェロモンが違うのかな。最近ずーっといい匂いしてるよ。」
「あっ……あん……」
(きゃぁっ、やばみすぎる!)
美優ちゃんが答えた後、直ぐに由美ちゃんが雪にくっついて首元の匂いを嗅いできたからくすぐったくて変な声が出てしまった。
雪は顔が真っ赤になってしまったけれど、何も突っ込まれ無かった。
(ふみゅ、セ、セーフ!?)
「そうそう、由美も、雪ちゃんから良い匂いすると思うよ!」
(ん? ……えっそうなの? 私が良い匂い?)
「……んっ……あん……」
由美ちゃんが離れた後、今度は真白ちゃんが胸元に顔を埋めて匂いを嗅いできたので、また、変な声が出てしまった。
(またやっちゃった! 絶対やばみすぎるって)
雪は恥ずかしさのあまり更に顔が赤くなってしまったけど、誰からも突っ込まれ無かった。
(ふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふん? セ、セーフ!?)
「真白も、雪ちゃんの身体からいい匂いがすると思うに一票! あ、百票入れる! やっぱり無限票かな?」
(きゅん! 無限票って……自分じゃ自分の匂い何てよく分からないよう)
図書室のドアを開けた時は、女子生徒が勉強してる姿を見て、雪も絶対頑張ると自分自身に呪文のように心に誓ったのに、良い匂いがしてきて呪文が解けてしまった。
しかも、其れが自分の身体からだなんて、一体どういう事なのだろうか。
(ふぇーん何でかエッチしたい気分だよう!)
よく分からないけど、急に身体がムズムズしてきて雪は物凄くエッチがしたくなった。
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