❻❷ 勉強会
雪はお化粧道具は何も持ってい無いので、カラオケ店に行くまでの間に皆で百均に寄ることになった。
今の百均にある化粧品はどれも使える商品ばかりあるらしく、学生がお得にナチュラルメイクするにはうってつけらしい。
「うちらみたく、ギャルメイクするんだったらあんまり向いてないけど、メイク初心者には、ここで充分だから、買ってこうよ!」
「ふんふん……そうなんだ! 由美ちゃん教えてくれてありがとう」
「友達だからね! なんでも教えてあげるよ」
「えへへ由美ちゃんありがとう! ねぇねぇ美優ちゃん、ところでナチュラルメイクって薄塗りってことかな?」
「濃すぎず、薄すぎない、すっぴんを生かしたメイクのことですよ」
「へーそうなんだ。色々皆知ってて勉強になるなぁ! 可愛くなるためには、色々覚えなきゃ行けない事も沢山あるんだね」
「そうだよ!でも雪ちゃん、社会にでたらメイクするのがマナーだからね! 可愛くなるためにメイクするのも必要な事だけど……」
「へぇー、真白ちゃん、社会に出たら、メイクするのがマナーなんだね!」
学校では厳しく校則で禁止されてるけど、高校が終わって、大学生、社会人になれば、マナーだからと言って化粧をしないといけない事を知る。
やっぱり女の子って色々大変なんだと実感した。学校では何も教えてくれない事を、いきなりするんだから、何て理不尽なんだろう。
ギャルだからと、少し見下していた事もあるけど、メイク出来て、社会に出てから適応するのも早いだろう。
ギャルだけど、知識が多くて心の底から尊敬できた。
「ところで、最低限必要なメイクってどれなんだろう……?」
店内にある、メイクコーナーを見たけど、どれが必要なのか雪にはちっとも分からなかった。
(リップが必要な事だけ分かるけど……)
買うのは、まずファンデーションらしい。
ファンデーションにも色々種類がある事を教えて貰いつつ、由美ちゃんと、真白ちゃん、美優ちゃんの三人に選んで貰いながら、六点ばかり購入する。
説明してもらいながら買ったけど、口で説明されただけだと、何が何だか良く理解出来なかった。女の子って頭ん中どうなってんのだろうか?
雪ちゃんがもっと可愛くなっちゃうね。と言われながら、四人でカラオケ店に向う。
ドリンクバーを注文したので、ドリンク片手に部屋に入ると、さっそくお化粧についての勉強会が開始された。
教えて貰った通り、雪はクリームファンデーションを少し手に取り塗っていくけど、初体験過ぎてこれだけで手が震える。
(やばい、バレないかな……)
「雪ちゃん上手じゃん。均等に塗れてるよ」
由美ちゃんに褒められて嬉しくなった。
(良かったバレてないみたい!)
このクリームファンデーションの中には、スキンケアと日焼け止めも含まれているらしい。
「これ伸びも良さそうだしすごみじゃん!」
由美ちゃんが化粧品を手に取り関心していると、真白ちゃんと美優ちゃんも私達も買っちゃおうかって話している。
(そんなに凄いんだ! 私には良くわかんないけど……もっと勉強しなくちゃ……)
とりあえず、メイクの手順を忘れないようにノートにメモル。
──手順──
一、 ファンデーション (日焼け止めとスキンケアが入ってるクリームファンデ使用) 何か良くわかんないけどすごみ商品。
おはようございます!朝投稿しました。読んで頂きありがとうございます。




