❻❶ 今日の勉強会は……
今まで学校で、女の子の顔を見てきたけど、実際眉毛とファンデを塗って学校に登校していると言われても、バリバリメイクしているわけでないから、中々気付けないと思った。
(これって、皆メイク上手ってことになるよね?)
「雪ちゃんもメイクしたら良いよ! マスカラやペンシルのアイライナーや、ブラウン系のアイシャドウだけでも大分変わるし、ファンデーションとかリップも軽めにして、眉毛も薄く描いたらいい感じじゃん」
「由美ちゃんは色々知ってるんだね! 私知らないこと多くて……」
「真白も、雪ちゃんがメイクしたら更に可愛くなると思うよ……。其れにしても、雪ちゃんは本当に何にもしてないの? 眉毛整ってて綺麗だよ……」
「私も、雪ちゃんは眉毛だけ何かしてるんだと思ってたよ……。其れに、腕、脚、脇の脱毛とかも、しっかりやってるみたいだし……」
美優ちゃんにまで言われた。
自分の髪の毛を夜洗ってから乾かす時や、毎朝髪をセットする時に鏡を見てたけど、自分の眉毛が整ってるなんて全く気づかなかった。
そういえば髪の毛も同じ長さのままで、伸びてこない気がしていたし、腕、脚、脇の毛の処理に関しては今まで気にしたことも無かったけど、じっくり見てみると脱毛されているのか、毛が生えてい無い。
これって、生えてきてないってことになるよね!?
(何もしてないって言ったら怪しまれるかな……?)
「あ、整えるだけならしてたかもね。えへへ」
皆にはこの可笑しな状況がバレないように嘘の返事を返す。
「やっぱりしてんじゃん!」
由美に突っ込まれて、皆笑った。
(セーフ! 良かったバレなかった!)
「由美ちゃん、真白ちゃん、美優ももっと可愛くなりたいから、今度メイク教えてよ!」
突然美優ちゃんが教えて欲しいとお願いしている! メイクに興味があるらしい!
実際問題、私はメイクに興味は無かった……。
何より、特別必要性を感じないし、難しそうに思えるからだ。
でも、ここは、無難に合わせておくのが良いのかもしれない。
「雪も教えて欲しいな!」
(ここは、やっぱり合わせておこうかな! 今は女の子だし、其れに皆してるんだったらした方が良いよね……)
「よーし、じゃぁ今日はカラオケ行って、メイクの勉強会だね!」
由美ちゃんが張り切っている!
「真白も、メイク教えてあげるよ!」
こうして、四人でテスト勉強では無く、メイクの勉強をしにカラオケ店に向かった。
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