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6️⃣0️⃣ 放課後

 ──放課後──


 放課後は、由美ちゃんと真白ちゃんと、私と美優ちゃんの四人でカラオケで勉強する約束をしていた。


 由美ちゃんと真白ちゃんとは、門のところで待ち合わせしてるので、雪と美優ちゃんは最初トイレに向かった。


「ねぇねぇ、美優ちゃん私のこと誰にも話してないよね!?」


「はい、だって、雪ちゃんはどっからどう見ても女の子じゃないですか……昔のことなんて誰にも言う必要ないですしね」


「良かった! 嬉しいありがとう」


 美優ちゃんは優しい子だから、私の事知ってるくせに何も話さないでいてくれてるんだろう……。


 そうでなかったら、今頃、学校中に変な噂が流れてるに違いない。


「雪ちゃんはとても可愛いんですね! キスしても良いですか?」


 駄目って言う前に、美優ちゃんが優しくキスをしてきた。


 逃げて避けることも出来たけど、身体が動かなかったのは、放課後に二人きりだという安心感からかもしれない。


 唇が軽く触れた時、一輝としたのとは違い、とても柔らかくて気持ち良かった。


 ……またしたくなるキスだった。


「雪ちゃんからとてもいい匂いしました! 髪もサラサラで、羨ましいです」


「美優ちゃんからもいい匂いしたよ!」


 それから、何故か成り行きで求めてしまい、二度目のキスを味わった。


「美優ちゃんとは、ずっと友達だよ!」


「はい、雪ちゃんとはずっと友達です」


 その場のノリで二回もキスしてしまったけど、普通女の子同士でも、友達ならしないことなのだろうか!?


(もしかして、これは恋愛感情!?)


 美優ちゃんはどう思ってるのか知りたかったけど、雪は勇気がなくて其のことを聞けないまま、二人は距離を保ちながら、待ち合わせしている門のところに向かった。


「由美ちゃん、真白ちゃん遅くなってごめんね」


「雪ちゃん全然大丈夫だよ! 私達も今来たところ! トイレでバッチリ化粧直してたからさ……どう似合う? 今日初めてのリップ何だけど?」


「ピンク色で可愛いね。でも、由美ちゃん化粧って……!? 直してたってことは学校でもしてるの?」


「えー、雪ちゃん何にもしてないの? 真白もしてるけど、リップくらいなら皆してると思うよ」


「えーっ、そうなんだ! 美優ちゃんも何かしてるの?」


「一応、学校にはバレないように、家で、肌は日焼け止めとパウダーで軽めにして、リップ塗ってるよ!」


「そうだったんだ。私何にもして無かった……」


 まさかクラスの女子達が化粧とかしてるなんて事に、今迄全く気づかなかった。しかも、何時も一緒にいる美優ちゃんまでもしていたなんて。


 驚く私に、由美ちゃんと真白ちゃんから、センパイはみんな眉毛とファンデくらいは塗ってるって教えて貰った。







(。ᵕᴗᵕ。)

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