表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/90

5️⃣2️⃣ 祐介と仲良くなる

 祐介から好きだと言われて、雪は手に持っていたハンドタオルをぎゅっと握りしめたまま、頭ん中が真っ白になっていた。


 クラスは一緒だけど、接点もなく、全く会話もした事がない相手から突然言われたので、雪は驚きもあり何も言葉が出てこない。


 これも、まだ継続中のモテモテのせいなのだろうか? よく分かんないけど……ふと、その事が脳裏に()ぎった。


「あ、あのさ、今、僕が言ったことは気にしなくて良いからね」


 祐介が、思考が停止中の私に、申し訳なさそうに、私の目をじっと見つめながら謝ってきた。


「えへへ、大丈夫だよー! 言ってもらって嬉しかったよ。でも、まだ祐介のこと私良く分からないから……それに、彼氏はいないけど、好きな人がいるんだよね。だからごめん」


「え? 雪ちゃん好きな人がいたんだね……何時も一緒にいるグループの……」


「其れは、違うよ!だけどね、その人とは付き合うことは不可能なんだ……」


 その人とは、弟の一輝の事だ。どんなにどんなに大好きでも、結局は、血が繋がった姉弟だから、付き合うことは出来ない。


(……そんな事わかってる…でも、好きなんだよね。)


「どんな理由かわかんないけど、雪ちゃんには好きな人が居るって分かったよ……」


「えへへ……」


 一輝とは恋人同士になる事も出来ないし、将来結婚することも出来ないってこと、ちゃんと頭ん中でわかってるんだから……。


 でも、好きな気持ちがずっとあ以上……今は他の誰かと付き合うとかは考えらんない。


 雪は、一輝とキスした時のことを思い出していた……。


「そうなんだ! でも、其れならまだ僕にもチャンスあるのかな……」


「……うん……そうかもしれないね……」


 雪は祐介に、今は考えらんないとだけ伝えた。


「僕、まだ諦めないからね。そうだ、友達になってよ! 其れなら良いでしょ?」


「うん、其れなら良いかな」


「ありがとう。僕嬉しい」


 祐介は、私と友達になれただけで、とても喜んでいる。でも、もし私がずっと男のままだったら、きっと祐介とは友達にもなってないだろう……。


「そういえば、祐介君って、何時からこの髪型なの?」


「中学ん時からかな……変?」


「ううん、別に変だって事はないよ、イケメンだし、似合ってると思うけど、切っても似合うんじゃないかと思ってね……」


「たまに、僕女の子見たいって言われる事があるんだよね! 雪ちゃんが似合うって思ってくれたんなら、髪型変えてみようかな!」


「何で伸ばしてみたの?」


「あ、別に理由なんて無いよ! 僕が小学生の時に親の仕事が忙しくて、床屋に連れてって貰うの忘れた事があったんだけど、そんと時に、伸びた髪を見て、伸ばしてみるのも、まぁ悪くないかなと思ってさ」


「へーそうだったんだ……」


「あ、あの、今は流石に自分で美容院行ってるけどね」








読んで頂きありがとうございます。


投稿遅くなりました(。ᵕᴗᵕ。)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ