㊷ おはよ、一輝
「おはよ、一輝」
目を開けると雪はもう起きて鏡の前でポーズをとって服装のチェックをしている。凄く可愛い。
まだ眠かったけど、おかげで一気に眠気が吹っ飛んだ。
今日の雪は、昨日俺が買ってきてたミニワンピースに、肌触りの良い薄いピンク色のカーディガンを羽織っている。
長めの靴下を履き、ミニスカートから見える太ももがたまらない。
(もう少しでパンツが見えそうじゃん!)
目の前にある、見えそうで見えない状況に、一輝はドキドキしてしまった。
やっぱり変態だなと自覚してしまう。
「見てみてー」
雪がくるくる回りながら近づいてきた。ヒラヒラ揺れるスカートからちらっと白色のパンツが一瞬見えた。
雪の下着を見てしまい更にドキドキが増して、顔が真っ赤になってしまった。
「やだぁ、一輝のえっちぃ」
「パンチラしてきたのは雪の方だからね!」
「ええー、私のそんなことしてないよ! でも、見たのは一輝じゃん」
意地悪そうに言ってきたけど、雪はクスッと笑っている。
「あ、そうだ、お母さんにも服装見せてくるね」
そう言うと、雪はキッチンで料理しているお母さんに洋服を見せに行ってしまった。
「お母さんおはよう! ねぇ見てみてー」
「あら、可愛い服装ね。でも、そのスカート短すぎない?」
「へーきへーき!」
お母さんから突っ込まれていたけれど、雪はへーきへーきと押しきった。
「その服どうしたの?」
「一輝が買ってきてくれたんだよ! 昨日珍しくバイト何かしちゃってさ……」
「へーそうなんだ! 一輝は優しいからね」
一輝が階段を降りていると、母さんが優しいからねと言っているのが聞こえてきてきて、少し照れた。
「今日は何処か出掛けるの?」
「うん、一輝と一緒にパンケーキ食べに行ってくる」
「良いなあ! 今度お母さんも連れてってよ!」
「うん、良いよ! でも、また今度ね」
「あら嬉しい! 娘とのお出かけ出来るなんて、私幸せ物ね。楽しみにしてるわね」
そう言って、母さんは嬉しそうにしている。
「母さんおはよう!」
「一輝おはよう! 雪に洋服買ってあげたのね。ありがとう」
突然、母さんからお礼を言われて照れてしまった。
母さんが作ってくれた朝ご飯を食べ終わると、俺の部屋で一緒に雪と宿題をする。
早く行ってもいいけど、あんまり並ぶのが得意では無いので、ピークのお昼を過ぎてから到着するようにしたかったからだ。
11時になってから、ようやく出かけることにした。
「母さん行ってきまーす」
「お母さん行ってくるね」
投稿時間バラバラですみません(。ᵕᴗᵕ。)




