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㉑ 雪の心も女性化したら良いのに!

 雪の心も女性化したら良いのに……そしたら、トイレに一緒に行くことを恥ずかしいだなんて思わないかもしれない!


 女の子って、女同士でトイレに行ってるのを、良く目撃していたけど、いざ自分が同じ状況になると、やっぱり恥ずかしくて仕方がなかった。


 でも、雪の心だけは、一切変わることはなく、元々男だった時のままである。


「どうしたのかな……顔が赤くなってるよ! 雪ちゃん私と一緒にトイレに行くの恥ずかしいの?」


「あ……うん、ちょっとだけね……」


「そうだよね、 見た目がすっごく可愛い女の子だから、忘れそうになるけど、雪ちゃん女の子になったばっかりだもんね!」


 トイレに到着すると、別々に入ったけど、自分のしてる音が美優に聞こえてしまうんじゃないかと思ったら、とても気になって仕方なかった。


 そのせいで、せっかく便座に座たけど、ドキドキしてきて用が出せないでいた。


 こんな感情、男だった時には一切無かったのに、不思議だ! 男だった時は自分の隣に人が居ても全く気にならなかったけど、今は違う……。


 とっても気になる……とりあえず、水を流しながら、用を足す事にした。


(良し、これで少し恥ずかしくないかな……)


 其れにしても、トイレするだけなのに、色々手間取ってしまい、随分時間が掛かってしまった! 服を直すだけでも時間が掛かるだなんて……。


 時間が掛かった事にも恥ずかしくて、顔が赤くなりながら、急いで手を洗いに行くと、美優が先に待っていてくれた。


「ちょっと、雪ちゃんそれヤバイよ! パンツが見えちゃってるよ!」


「ふぎゃー! 嘘でしょ……私やらかしてんじゃん」


 トイレから出る前に、きちんと確認してから出たはずだったのに、もう一度確認して見ると、スカートの裾がパンツの中に入っている。

 

 更に顔が赤くなりながら、急いで手を動かし、スカートの裾を引っ張って直した。


「美優ちゃん教えてくれてありがとうね! 一輝とかには言わないでね」


「やだぁー! そんなの言わないから安心して。 私何かね、トイレの後にスカートがめくれ上がってることに気づかないまま、外出しちゃったことがあるんだから……えへへ!」


「其れ、とっても恥ずかしいね! そのまま外出しちゃった何て可哀想すぎる」


「うん、気付かずに丸出し状態で街中を歩いちゃったんだ! 後から気づいて直したけどね」


「美優ちゃん最悪だったね!」


「とっても最悪だったよ! 丸出しだったと思ったら、そん時は穴があったら入りたい程恥ずかしくて仕方なかったもん。あん時は立ち直るのに時間掛かったんだから……」


 上原先生はとてもおっちょこちょいだけど、美優ちゃんもおっちょこちょいかもしれないと思ったら、何だか少し安心してしまった。


読んで頂きありがとうございます。

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