1️⃣7️⃣ ──放課後になった──
──放課後になった──
「雪と一輝は、放課後しおりの作業するんだっけ? 俺はバイト入れてっから、先に帰るよ! 頑張れよお二人さん」
「またな! 大誠バイト頑張れよ!」
「またねぇ! 大誠バイト頑張ってねぇ」
「ねぇ、一輝、ところで大誠はバイト何かしてたっけ?」
「昨日言ってたじゃん! 明日からコンビニでバイトするって……」
「えへへ……そうだっけ……忘れちゃってたよ!」
クラスメイトが、部活や帰宅するため教室を出ていったので、残ったのは雪と一輝と美優の三人になった。
「雪ちゃん、一輝、早く終わらせようね! でわ、出席をとりまーす 雪ちゃん」
「はぁーい!」
「次、一輝」
「俺は呼び捨てかよ! はーい!」
以上……。
「こらこら、広い教室に三人しか居ないってわかってるんだから、出席確認必要ないだろ! 無駄な時間だったじゃんか」
「ごめん…!この方が楽しく作業出来ると思って……」
「雪はやる気出てきたよ! ところで、美優は何でしおり係になったの? 」
「中学の時、友達と喧嘩して、グループから外されちゃって……ちっとも楽しかった思い出が作れなかったの! 私には、学校は勉強するところだったから……だから、今度は一つくらい楽しい思い出が出来たら良いなって思って、其れで……」
「そうだったんだ! なら、これから一緒に作ってこうよ! これから楽しい思い出いーっぱい増やしていこう!」
「そういえば、美優、クラスで一人でいること多いよな!もしかして友達作れてないの?」
「い、いらないってば! 思い出は欲しいけど…」
「…そんな寂しい事言わずに、雪とお友達になってよ! 私ね、一輝と大誠と何時も一緒に過ごしてるんだけど、女の子一人って……なんかね……」
「うん……でも、良いの? 私が仲間に入っても」
「良いよー! 私は……せっかくの人生だから、もっともっと色々な物を見て、色々なことを感じて、今の自分で思い出作っていきたいの!」
「そうだよな! 思い出沢山作るって良いよな! 俺も美優が仲間に入ったら、もっと学校生活楽しくなると思う! 雪一人女の子じゃ……色々楽しめないこともあるだろうしな!」
「ありがとう! じゃぁよろしくね!」
「ところで、雪はあんまり覚えてないんだけど、作業の残りって何するんだっけ?」
「やだなぁ……もうコピーして、閉じるだけだよ! でも、全員分作らないと駄目だから時間かかるかもね!」
一輝と美優から、相模湖で交流会! ってタイトルで、参加メンバー、スケジュール、バーベキューする場所の情報に、バスの席順、分けたグループごとの班の名前、持ち物リスト、フリースペース、其れに、絵が得意な人に絵も描いてもらったから、準備万端だと、パソコンを見せてもらいながら説明して貰う!
三人で、パソコン使って作業したんだね……! 雪は、パソコン使って作業した記憶が思い出せなかった……。
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