憑依先がソ連の戦車兵でした〜空から聞こえるサイレンの音〜
暇な人は見てやってください
何か知らんが俺は死んだ。
身体中に押し上げられるような衝撃を感じて目が覚めると、そこは閉鎖空間の中だった
「どうしたアレクサンドル! 戦車の中で寝ちまってたのか?」
ここは戦車の中で、移動中らしい
…………………………
「……おい、なんか聴こえねぇか?」
「なんだ?何も聞こえねぇぞ?」
「静かに」
まあエンジンやらキャタピラの音で何も聞こえんのだが
いや、何か聞こえるな
………………ファァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!
「ジェリコのラッパだ!」
「やべえ!死にたくねぇよ!」
仲間が騒ぎ始めた
―――――――なんだ?ジェリコのラッパって
そんなことを思っていると、何かの発砲音が聞こえた。
と、同時に意識が飛んだ
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