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チュートリアル

初回ですので5話連続投稿2/5

「おお」


気づくと、俺は街の噴水の前に立っていた。ここが、プレイヤーがゲームを始めた時に最初に降り立つ町ポルタか。さて、何をしようかと考えているところに、またもやブンッとウインドウが開く。


『チュートリアルを開始しますか?』


『YES/NO』


チュートリアルか、攻略サイトで大抵のやつは確認したけどやっても面白そうだな。


「YES」


『了解いたしました』


『チュートリアルを開始します』


『メニュー画面に指示が表示されますのでそれに従って行動してください』


えっと、画面には「まずは体を動かしてみましょう」と書いてある。いやそこから?と思わなくもないが従うことにしよう。画面の指示に従って、右手を挙げて、左手を挙げて、両手を下ろして、足を挙げて、下ろして、ジャンプして…一通りの動作が終わると、今度は「ステータスの確認をしてみましょう」か。えーと、心の中で「メニュー」と唱える、か。メニュー。ヴンッ。うお、本当にでた。



PN:ルアン

Lv:1

JOB:剣士(二刀流)

所持金:5000ディル

HP(体力):25

MP(魔力):15

STM (スタミナ):20

STR(力) :20

VIT (耐久):10

INT(知力):10

MND(精神) :5

DEX (器用):15

AGI (俊敏):15

LUK (幸運):10

称号:無し

スキル:スラッシュ 初期スキル 一閃

    ピアス   初期スキル 突き

    パリィ   初期スキル パリィ



「おー、雑魚だ」


今このゲーム内での最高到達レベルは228らしいし。俺もそんな高レベになりたいもんだ。まあ今は夢のまた夢である訳だが。


次はインベントリの確認だ。まあこれと言って大したものは入っていなかった。金と初期装備だけだな。えーと、革の服と鉄の剣か、それっぽいな。

んで、「武器を装備してみましょう」か。あ、革の服はもう装備されているのか。装備装備っと。


「すごいリアルだな」


刃の光沢とか持ち手の質感とか。何もかもが本当にリアル。他にも色々とやってきたけどここまでのは初めてかも。


そのあとは、宿屋とかの施設の確認をした。宿屋はセーブとリスポーン地点を兼ねていて、鍛冶屋は武器の売買、修理、強化などをしてくれるらしい。道具屋はポーションだとかの販売、仕立て屋は防具や衣服の販売、宝石店は主にアクセサリー系の販売をしている。技能整理所はスキルの統合・分解をしてくれて、いいところだといらないスキルを取り出して、売っているんだとか。あとは稽古場、まあスキルとかの練習用の場所だな。一応初歩的な戦闘方法はここで教えてくれるそうだ。他にも探せば色々ありそうだが、基本的なのはこんなもんらしい。


『これでチュートリアルを終了します』


『戦闘方法などについては稽古場までお越しください』


『それではようこそ、《Aeterna・Memoria》の世界へ』


よし、それじゃあ早速近場でレベリングでもするか。



◇◇◇



俺は今、ポルタの近くにあるポルタの森に来ている。ここで出るモンスターはRPGの定番中の定番、スライム、ゴブリン、ホーンラビット、ヴォーパルバニーだ。


「お、いた」


スライムだ。俺は鉄の剣×2を装備して、スライムに切り掛かる。なんかこう、辺な感触だ。少し抵抗があるけどスッと刃が入っていくような。そのままスライムを真っ二つにすると、スライムは消え、そこにはスライムゼリーだけが残されている。このゲームでは、アイテムはドロップ式だ。ちなみに、ファンタジーでありがちな魔石とかそう言ったものは採用されていない。あくまで、モンスターも生物の一種であると言うことなのだろう。

話を戻して、スライムゼリーというのは全てのスライムから確定でドロップするアイテムで、食べると体力が少し回復する。微々たるものではあるが、レベル1の俺からするとありがたい。なんせ、モンスターのレベルが少し上がるだけで1発1発が致命傷になりかねないのだ。

というか、チュートリアルとかの時にも思ったが現実との違和感が全くない。風が当たる感じとか、モンスターを切った感触とか。本当に現実だと言われても信じてしまいそうなぐらいにはリアルだ。


それからもスライムをバッタバッタと倒していると、ヴォーパルバニーを見つけた。


「お、初めて見つけた」


そう言って、ヴォーパルバニーに向かっていく。そして、残り数メートルほどまで近づき、一気に加速した。そして、刃が届く後少しと言うところでサッと身をかわされた。


「む、なかなかやるじゃないか」


そう言って、もう一度ヴォーパルバニーに攻撃を加える。しかし、またもや躱されてしまう。その後も攻撃を繰り返すが、全然当たらない。挙句の果てに、ヴォーパルバニーが口元に前足を当て、「ぷっ」みたいな感じで俺を嘲笑ってきやがった。それも何回も。


「あ゛?」


はーい、もう俺は怒りました。俺の宇宙のように広い心も限界を迎えましたー。何がなんでもあいつだけは仕留めてやる。ピアス、スラッシュ、ピアス、突き、パリィからのピアス。


「だークソ!全然当たらねえ!」


しかもまた「ぷっ」てやられたし!それでもめげずに攻撃を加えていると、ピロン♪と音が鳴って、新しいスキルを覚えたことを知らせる。新しいスキルは・・・クイックピアス、連続で突きを出せるのか。これは良い、連撃ならあのヴォーパルバニー(クソ兎)も避けられないだろう。


「◯ね!クソ兎!クイックピアス!!」


俺から放たれる連続の突き。クソ兎は最初こそ回避していたものの、途中で突きが当たり怯みモーションが入る。


「チャーンス!!くたばれ、スラッシュ!!」


勢いよく振り抜いた剣は見事に当たり、クリティカル攻撃となって一撃でクソ兎を葬った。


「よっしゃああああああああああああああああ!!見たかクソ兎!!俺の勝ちじゃあ!!」


いやあ、素晴らしい達成感だ。下手なゲームをクリアするよりもこっちの方が嬉しいかもしれない。


それからもモンスターを倒すのに没頭していると、いつの間にかだいぶ時間が過ぎていた。ステータスポイントを振って、と。まあこんな感じか。



PN:ルアン

Lv:19

JOB:Main:剣士(二刀流) Sub:なし

所持金:5000ディル

HP(体力):35

MP(魔力):25

STM (スタミナ):25

STR(力) :30

VIT (耐久):20

INT(知力):15

MND(精神) :15

DEX (器用):20

AGI (俊敏):30

LUK (幸運):20

称号:無し

スキル:スラッシュ

    フラッシュラッシュ 高速の一閃

    ピアス

    クイックピアス   連続の突き

    スパイラルピアス  刃を回転させながらの突き

    パリィ

    クラッシュパリィ  強めのパリィ

    シフトパリィ    パリィ後敵の背後に回り込んで攻撃に繋げる



中々のステータスにはなったんじゃ無いだろうか。レベルアップごとにSPステータスポイントが5貰えるから、それを個人的にはバランスよく振っていった感じだ。スキルも中々増えた。フラッシュラッシュとスパイラルピアス、それとクラッシュパリィはレベルアップ時に入手したもの、シフトパリィは戦闘時にパリィした後さらに後ろに回り込んでから攻撃していたら獲得したものだ。キリが悪いからもう1レベだけあげて帰ろう。

その後、俺は宿屋に戻りログアウトしたのだった。

スキル名の横に表示されているのが一応の説明です



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