天の才能
お疲れさまです。
そしてお久しぶりです。
オオバケ! が、第二章に入ってから急にpv数上昇して、450超えました(すくない)
これからも描き続けたいので、ちゃんと応援よろしくお願いします。
それでは本編〜どうぞ!
「ダレガ…………バカ……ダト……?」
さっきから富士谷の『真影』はこれしか喋らない。
(……結局何なんだこいつ?)
「えーと、つまり……『馬鹿』と言われる事にちょっとした変わった嫌悪感があると……?」
富士谷の話で納得したのか、ハトは落ち着いて話し始めた。
「てかお前……早くコイツしまえよ」
俵がそう言うも、真影とやらのしまい方が分からない。それどころか動かせやしない。
「コレ……どうやってしまうんですか?」
「………………あ」
どうやら2人にも分からないようだ。真影には自分自身のしまい方があるのだろうか?
「あなた達どうやってコレしまってるんですか?」
すると2人は、驚くべき方法を話し始めた。
「俺は…………自分を殴る」
「私はですね……先ほど見せた通り、鳴くんです」
さっぱり理解できない方法だ。全くもってどうかしている。この2人は……。
(自分を傷つけるのはちょっと……かといって羞恥受けるのも……)
富士谷は必死に思考を巡らせた。
(そう言えば確か……コイツが現れた理由って……)
そう考えると、富士谷は自分の真影に向かってこう言った。
「バーーーーーカッッ!!!!!」
次の瞬間だ。富士谷達三人は、辺りを青白い光に包み込まれ、その場から姿を消した。そう、真影も……。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ハッ!?」
富士谷が気がつくと、そこはさっきまで居た駐車場……ではなく、車の中。
「何だ……ココ?」
俵とハトも目が覚めたようだ。随分戸惑っている。
「まさか真影の力………? そんな、実体型じゃ?」
「私の……真影は……?」
そう言えば真影の姿が見えない。一体どこにいるのだろうか。それ以前の問題として、ここは一体どこなのだろう……。
「おい……おいおいおいおいおいおい!?」
俵が自分の時計を見て突然叫び始めた。
「何で12時なんだ……!? さっきまで確か……」
(12時だと……?)
そんなはずがない。さっきまで11時だったのだから……。
「まさか……!?」
「コレは厄介ですね……」
2人が何やら話し始めた。
「そんな……1日でここまで成長するなんて……」
富士谷の方を見てそう言った。
「お前……真影はもうテメェん中だ」
「そしてあなたは1日でここまでやってのけた。
真影をここまで巧妙に操る方法を一瞬の内に……」
何を言っているのか富士谷には全く分からなかった。
(自分の真影が……何だって?)
「あなたの真影は……時間を飛ばす能力……!」
(時間を飛ばす…………?)
「名を…………"フィールズトリガー"」
「……………………前世の私の能力です」
作者、「あほうどり」って、阿呆鳥と思ってたら信天翁でした(泣)
最近勘違いが多いです。是非とも気をつけたい……
それではまだ見ぬ明日へ向かって!
ーーーーHERE WE GO!ーーーー
知るかって思ったそこのあなた、それが正解です。
それではまた次回お会いしましょう!