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神の真影

猪狩弘の同窓会が行われている時と同時並行で物語が進んでいます!

不思議いっぱいの神无露町ですね!


それでは第3話、どうぞ!

2022年11月11日……、私達は今、謎のハトと遭遇している!


「誰だあんたは……!?」

 いきなり入ってきた男に議長は怒鳴った。

「俵……? 俵さんなのか……?」

 ハトは正体を知っているようだ。謎の男は何だか威圧なオーラを放っている。


「ここか……例の場所は……」

 何か話し始めた。すごく低い声だ。

 私は不信に思って男にこう尋ねた。

「いったい何なんですか? あなたは!?」

「おい、メル! 本当にここで合ってるのか?」

 男は私の話を無視して篠上に憑依したハトに喋りかけた。

「だから、こいつ何なんですか!?」

 ハトに向かってそう問いかけた。


「まぁ、色々と事情があってですね………!後、俵さん…………ここで合ってます」

「じゃあ、富士谷って奴はどいつなんだ……!?」


(え…………私?)


「あ、あなたなんですね?」

 何で私なのかが分からない。私が何をしたって言うのだろう?

「いやぁ、詳しい事はお話しできないのですが……、

ちょっと富士谷さんに協力してもらいたいことがあってですね……」

 ハトがそう言うと、男は私を会場から連れ出そうとした。


「ビヨヨビ!」

 ハトも篠上からの変身を解いてこの場から立ち去ろうとした。

「待て……!富士谷君を連れていく気かね……?彼は今日、ハト君の裁判があるんだが……?」

 議長はハト達を止めようとしたその時だ。

「だからそなんの犯人を今から探し出すんだってんだ!テメェらで勝手にシフト代わりやかれ!!」

 男が突然怒鳴り上げた。皆んなが怯んだ隙に、ハト達は私を連れて会議室を出て行った。


「お前ら! 公務執行妨害で訴えてやる!」

 男に無理矢理引っ張られながら私はそう怒鳴った。

(本当に私が何をしたって言うんだ!?)

「あなたは何もしてない……。ただ私達に協力してもらいたいだけです……!」

「だから何をだ!?」

 話が進まずイライラしてくる。一体何を隠しているのか……。

「コイツを殺した……あの男を捕まえに行くんだ!」

 男がハトの方を見てそう言った。

「犯人ってあの……ビデオのやつじゃ……?……!?」

 ビデオの映像の男の顔をよく思い出してみる。

 この男とそっくりじゃないか!

「まさか……! あんた犯人じゃ!!?」

「そんな訳ねぇだろ阿呆が!」

 阿呆…….…何年振りに言われた事だろう………!


「コイツ単純バカだぜ……!本当に大丈夫か……?」

 男が『馬鹿』と口にした瞬間、私の中で何かが弾けた…………!


「誰が…………馬鹿だと………………?」

 

 その時、私の体から何かが出ていく様な感覚がした。何か不思議な物が抜けていく感じが………。


「おい……これってまさか!!?」

 男が私の方を見て何か驚いている。

「いや、あり得ない! 早すぎる……!」

 ハトも何やら慌てている。


(一体なんだと言…………!!?)

 視界の端に何かが映った。まるで人の様な何かが……。

横を見てみる。


「……! 何だコイツ…………!?」


「嘘だ……まだ予言から1日のはずじゃ……!」


「これも何かの巡り合わせという訳か……」


出てきた『何か』の方をよく見てみる。

左胸に『judgment』 ー判決ー の文字……!


「誰が……馬鹿だと……!?」

「これは……実体型の…………真影(ビジュアル)……!」


そう、2022年11月11日……


私に新たな力が芽生えるのであった……!

真影って何なのか……。

オオバケ!でも今後詳しく描くつもりです。

乞うご期待!


それではまた次回お会いしましょう!

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