オードブルの花束
=貰う側=
顧問:おーし、今日の試合勝ったら、
先生が美味しい物奢ってやる!
部員:おっしゃー! やるぞー! おー!!!
部長:あ、あのぉ……
先生、大丈夫なんですか?
試合に勝ったら、食べ物を奢るって……
顧問:大丈夫。
良い物が手に入ったから。
部長:良い物?
顧問:スーパーの商品で花束を作って貰える券!
部長:え、良いんですか?
それ、良い物どころか、凄く良い物ですよ?
学校の部活なんかに使っていいんですか?
自分の家族に使わなくて……
顧問:あぁ、大丈夫。
家族に相談したら、部活で使えって言われた。
部長:そうなんですか?
顧問:家族全員そのスーパーのファンだから。
その紹介も兼ねてる。
部長:なるほど……、じゅあ、頑張ってきます。
=贈る側=
店長:総菜部門君。
惣菜:なんですか?
店長:オードブルの容器、サイズ3つだっけ? あるの?
惣菜:3つですけど……、どうかしました?
店長:オードブルで花束をリクエストされた。
惣菜:え、マジすっか?
え、良いんですか?
え、冷凍なしって事ですか?
店長:うんうん、そうそう。
運動部の顧問の先生が、生徒に奢るみたい!
惣菜:え、えですね~
店長:やりがいあるよね!
惣菜;容器に沢山詰めます!
店長:容器を沢山重ねよう!
2人:大きな逆三角を作ろう♪♪(ニヤニヤ、不敵な笑み
レジ:パコン、パコン!(ツッコミ
なんか怖い!
やり過ぎに注意して、ちゃんとサービスしよう!
2人:はーい!!