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Twitterのお題で小品

作者: 星野☆明美

星野☆明美さんは古傷の痛む日、プラネタリウムのある科学館で風で飛ばされていったものについての話をしてください。


#さみしいなにかをかく #shindanmaker




寒さが身に染みる。こんな日には手術跡の古傷が痛む。今夜の星座が気になって科学館のプラネタリウムにひょいと顔を出す。

顔見知りの学芸員がしたり顔でうなづいて、特等席へ案内される。

「期間限定でお渡ししてるんですよ」と、紙製の星図をもらう。

オリオン座と冬の大三角。

科学館を出ると突風でせっかくの星図が飛ばされてしまった。

今夜の空はあの風に吹かれて星は瞬くことだろう。




星野☆明美さんはオレンジの光が周囲を照らす夕方、動物園の空の檻の前で見つけた本に挟まっていた押し花の話をしてください。


#さみしいなにかをかく #shindanmaker




オレンジ色の光を放つ未確認飛行物体によって、この檻の中からパンダが攫われた。不可思議な本のような物体を偶然拾い、ページを開くと、たった今まで押し花だった可憐な花が、みずみずしく花弁を開き、葉がきらきらと水滴を落とした。

背後から肩を叩かれて振り向くと、異星人がテレパシーで本を返せと言ってきた。

「パンダを返してくれたら、本を返してあげるよ」と言うと、異星人はビームでパンダを檻の中に戻した。本を返すと、未確認飛行物体はいずこへか去って行った。


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