ショッピング(400文字小説)
先日、母とホームセンターに買い物に行った時の出来事です。
ガステーブルの片方のコンロが使えなくなる(スイッチを押している間は火が点くのですが放すと消える)というコンロあるあるで、新しく買い替える事になったのですが……ここで母の購買スイッチがオンに!
ポット、掃除機、フライパンと次々にカートに乗せていく母に「おいおい、ちょっと買い過ぎでしょ」と突っ込もうとした所でふと気付きました。
――ガステーブル、掃除機、フライパン、ポットって……考えようによったら嫁入り道具じゃん。
まぁ、私には嫁入りどころか相手も居ないので関係ないのですが……。
結局、先述したガステーブルを含め家電製品を爆買してご満悦の母。4万超えの出費はかなり痛いぞ! なんて思っていたら。
「こうしてみると、まるで娘の結婚祝いみたいだねぇ」
店を出て駐車場内をカートコロコロと転がして歩いていた母の一言に絶句。
――流石は母娘! 考えている事が一緒だね!