僕の彼女は余命1か月だった。
僕と彼女が知り合ったのは......。
僕が男友達のお見舞いに病院に行った時だった。
僕を入れた5人で、その友達のお見舞いに行ったんだ。
彼は、バイク事故でケガをして3日間入院したから...。
そして僕が偶然、彼女を見かけた。
あの時、今でも、、、思うのだけど......?
『彼女を見つけて良かった』 本当にそう思う。
もう、彼女は既に主治医の先生に病名と余命を告げられた後だったけど...?
それでも、僕は彼女と出逢えた。
それが嬉しいんだ!
僕が彼女を見たのは、、、屋上だった。
1人で、空を見上げていた。
まるで、天使のような透明感があって僕は一瞬で彼女に心奪われた。
▼
取り敢えず...3日間は、友達のお見舞いにこの彼女のいる病院に来ていた。
ただただ、彼女を一目でも見れたら......?
そんな不純な想いで僕はここに来ていた。
▽
そして、友達が退院する3日目。
僕はとうとう、彼女に話しかけることが出来た。
それは、また屋上でだった。
はじめて彼女を見た、、、屋上で...。
▼
彼女と目があった瞬間、僕は固まった!
僕はキミに何を話したらいいのか......?
でも、彼女は僕の事を知らない。
そんな僕に、キミはこう言ったね?
『やあやあ! どこのどなたか知らないけど...? あなたは元気なの?』
『ぼぼ.僕? 元気だよ~キミは...?』
『私は、、、元気だよ! あなたの名前は...?』
『僕の名前は、タクミだよ~! キミは...?』
『私の名前は、みきだよ~よろしくね!』
『うん。よろしく! ...今度はみきちゃんに会いに来ていい?』
『私に...!? どうして?』
『ダメ、、、それなら別にいいんだ~!』
『ううん。タクミが会いに来てくれるの嬉しい! 来て!』
『本当に...!? じゃ明日、本当に来ていいのかな?』
『いいよ~!』
『部屋の番号は...?』
『個室なんだ~! 病名は白血病で余命は1か月なんだって~!』
『えぇ!? 余命1か月......。』
『どうする? 明日、私に会いに来る??』
『...行くよ! 僕はみきちゃんに明日会いに行く!』
『...ううん。あり、が、、とう。』
僕に話したのは、、、そう言ったら? ...僕が来ないと思ったんだろうな。
最後は、涙声になっていた。
▽
そして今日、僕はみきちゃんに会いに来た。
僕が病室に行くと...?
みきちゃんは、ベットで寝ていた。
今日は、体調が優れないとか......?
看護婦さんから、今日はこのまま目覚めないから帰った方がいいと言われた。
僕は素直に帰ることにしたんだけど...?
みきちゃんに置手紙をして来た。
『〇月〇日、今日はみきちゃんに会いに来たよ。でも、寝てたから帰るね!
また、明日来るよ。タクミ』
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僕が次の日、みきちゃんに会いに行くと...?
ニコニコしていた。
『昨日、私に会いに来てくれたんだ~! ごめんね、私寝てたから。』
『いいよ~気にしなくて! 今日は、元気みたいで良かった。』
『タクミが私に会いに来てくれたから。嬉しい!!!』
『じゃ、毎日ここに来ていい?』
『うんうん。いいよ~来てきて~!』
『うん。』
▽
僕たちは、凄く仲良くなった。
毎日、僕はみきちゃんに会いに行った。
雨の日も、雪の日も、風が強い日でも、、、どんな時も毎日。
だって! みきちゃんには、時間がないから......。
でも目に見えて、、、どんどんみきちゃんは弱っていく。
元気がなくなって、寝ている時間がすごく増えた。
僕が話しかけても、返事もやっとで......。
▼
みきちゃんと最後に話した言葉はこうだった。
『いつも、ありがとう。タ、ク、、ミ。』
『僕こそ! みきちゃんにありがとう。だから、早く元気になってね!』
▽
この次の日、僕がみきちゃんのお見舞いに来たら...?
ベットがキレイになっていた。
僕が看護婦さんに聞いたら......?
『昨日の夜、いきなり発作を起こして心臓が止まって! そのまま、ごめんね
タクミ君に連絡してあげたかったんだけど...? 親族か身内の者以外の人に
連絡出来ない事になっていて! 本当に、なんて、、、言っていいのか...?
ごめんなさい。本当に......。』
『もぉ~いいんです。みきちゃんも頑張ったと思います。僕は何も彼女のため
に、してあげれなかったけど...? 物凄く、僕は幸せだったから。』
『みきちゃんもタクミ君と一緒だったと思うよ。最後は、安らかな顔をしていた
から......。それと、タクミ君に手紙を渡して欲しいって! みきちゃんが!』
『あありがとうございます。』
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みきちゃんの手紙の最後に.....。
『実は、私の方がタクミと先に出会っていたんだよ~! たまたま購買のところ
でタクミが立っているのを見かけた。あなたに出逢えて良かった。私の宝物だよ。
ありがとう、タクミ。』
...そう書かれていた。
『僕も、キミに出逢えて良かった。ありがとう! みきちゃん。』
最後までお読みいただきありがとうございます。




