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僕の彼女は余命1か月だった。

作者: 七瀬
掲載日:2018/02/08

僕と彼女が知り合ったのは......。

僕が男友達のお見舞いに病院に行った時だった。

僕を入れた5人で、その友達のお見舞いに行ったんだ。

彼は、バイク事故でケガをして3日間入院したから...。


そして僕が偶然、彼女を見かけた。

あの時、今でも、、、思うのだけど......?


『彼女を見つけて良かった』 本当にそう思う。


もう、彼女は既に主治医の先生に病名と余命を告げられた後だったけど...?

それでも、僕は彼女と出逢えた。

それが嬉しいんだ!


僕が彼女を見たのは、、、屋上だった。

1人で、空を見上げていた。


まるで、天使のような透明感があって僕は一瞬で彼女に心奪われた。



取り敢えず...3日間は、友達のお見舞いにこの彼女のいる病院に来ていた。

ただただ、彼女を一目でも見れたら......?

そんな不純な想いで僕はここに来ていた。



そして、友達が退院する3日目。

僕はとうとう、彼女に話しかけることが出来た。


それは、また屋上でだった。

はじめて彼女を見た、、、屋上で...。



彼女と目があった瞬間、僕は固まった!

僕はキミに何を話したらいいのか......? 

でも、彼女は僕の事を知らない。


そんな僕に、キミはこう言ったね?


『やあやあ! どこのどなたか知らないけど...? あなたは元気なの?』

『ぼぼ.僕? 元気だよ~キミは...?』

『私は、、、元気だよ! あなたの名前は...?』

『僕の名前は、タクミだよ~! キミは...?』

『私の名前は、みきだよ~よろしくね!』

『うん。よろしく! ...今度はみきちゃんに会いに来ていい?』

『私に...!? どうして?』

『ダメ、、、それなら別にいいんだ~!』

『ううん。タクミが会いに来てくれるの嬉しい! 来て!』

『本当に...!? じゃ明日、本当に来ていいのかな?』

『いいよ~!』

『部屋の番号は...?』

『個室なんだ~! 病名は白血病で余命は1か月なんだって~!』

『えぇ!? 余命1か月......。』

『どうする? 明日、私に会いに来る??』

『...行くよ! 僕はみきちゃんに明日会いに行く!』

『...ううん。あり、が、、とう。』


僕に話したのは、、、そう言ったら? ...僕が来ないと思ったんだろうな。

最後は、涙声になっていた。



そして今日、僕はみきちゃんに会いに来た。

僕が病室に行くと...?

みきちゃんは、ベットで寝ていた。

今日は、体調が優れないとか......?

看護婦さんから、今日はこのまま目覚めないから帰った方がいいと言われた。

僕は素直に帰ることにしたんだけど...?

みきちゃんに置手紙をして来た。


『〇月〇日、今日はみきちゃんに会いに来たよ。でも、寝てたから帰るね!

また、明日来るよ。タクミ』



僕が次の日、みきちゃんに会いに行くと...?

ニコニコしていた。


『昨日、私に会いに来てくれたんだ~! ごめんね、私寝てたから。』

『いいよ~気にしなくて! 今日は、元気みたいで良かった。』

『タクミが私に会いに来てくれたから。嬉しい!!!』

『じゃ、毎日ここに来ていい?』

『うんうん。いいよ~来てきて~!』

『うん。』



僕たちは、凄く仲良くなった。

毎日、僕はみきちゃんに会いに行った。

雨の日も、雪の日も、風が強い日でも、、、どんな時も毎日。

だって! みきちゃんには、時間がないから......。


でも目に見えて、、、どんどんみきちゃんは弱っていく。

元気がなくなって、寝ている時間がすごく増えた。

僕が話しかけても、返事もやっとで......。



みきちゃんと最後に話した言葉はこうだった。


『いつも、ありがとう。タ、ク、、ミ。』

『僕こそ! みきちゃんにありがとう。だから、早く元気になってね!』



この次の日、僕がみきちゃんのお見舞いに来たら...?

ベットがキレイになっていた。


僕が看護婦さんに聞いたら......?


『昨日の夜、いきなり発作を起こして心臓が止まって! そのまま、ごめんね

タクミ君に連絡してあげたかったんだけど...? 親族か身内の者以外の人に

連絡出来ない事になっていて! 本当に、なんて、、、言っていいのか...?

ごめんなさい。本当に......。』

『もぉ~いいんです。みきちゃんも頑張ったと思います。僕は何も彼女のため

に、してあげれなかったけど...? 物凄く、僕は幸せだったから。』

『みきちゃんもタクミ君と一緒だったと思うよ。最後は、安らかな顔をしていた

から......。それと、タクミ君に手紙を渡して欲しいって! みきちゃんが!』

『あありがとうございます。』



みきちゃんの手紙の最後に.....。


『実は、私の方がタクミと先に出会っていたんだよ~! たまたま購買のところ

でタクミが立っているのを見かけた。あなたに出逢えて良かった。私の宝物だよ。

ありがとう、タクミ。』


...そう書かれていた。


『僕も、キミに出逢えて良かった。ありがとう! みきちゃん。』



最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言]  最後にいい出会いがあってよかったと思います。
2018/02/09 08:28 退会済み
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