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第8話 まぐろの年齢とは


第8話 まぐろの年齢とは



今日も授業が終わり、帰宅時間になった。


6限のLHRでの文化祭のクラスの出し物はお化け屋敷となったようだ。


これに関してまぐろはとてつもない意気込みをしていたことが印象に残っている。


現に、帰宅途中の今も隣で「俺のお化け役はハリウッドでも通用するぜ!!」とか言っている。


てか、通用するわけないでしょ。第一お化け屋敷に出るわけでもないし。


そんなこんなでいつも利用しているスーパーに到着。


今朝の目玉焼きの悲劇を思い出し、料理は自分で作る方がいいな、と考えを改めた。


そして今日の夕飯は何にしようかな、なんて思いながらスーパー内を歩いていると、ふいに自分の買い物かごが重くなった気がした。


買い物かごを見ると、やはりまぐろが何かを入れていた。


「・・・何してるの」


「(ギクッ)え、えっと〜、これは〜その〜・・・夕食だ夕食!安いしおいしいしいいだろ!?」


「どこの世界に、知育菓子を夕食とする高校生がいるのよ」


そう、まぐろはなぜか小さい子供がやりそうなソフトキャンディでいろんなものを作る系の知育菓子をカゴに入れていた。


しかも現時点でかご内に3個とまぐろの手に2個。


「こんなの食べないから、さっさと戻してきて」


「い、いいだろ〜?なぁなぁ?」


「無理に決まってるでしょ」


てか知育菓子を選んでくるあたり本当にまぐろの年齢がわからない。


実は高校生の姿をした幼稚園生なのかもしれない。


まぐろは私の気迫に押され、しぶしぶ知育菓子を元の場所に戻す。


近くを歩いていた子供が「ママー!お菓子が空飛んでるー!」


とか言っていた気がしたが、気にせず素通りした。


結局、今日の夕飯は惣菜系統のもので済ますことにした。


そして帰宅。


「よーし!夕食こそいい感じに作ってやるからな!覚悟しろよ!」


「残念ながら、夕飯は惣菜で予め出来ているものだから料理する必要はないわ」


「な、なんだと!?ま、まさか紫音。お前・・・俺の料理が・・・」


お、とうとう気づくのか、まぐろの作る料理は食べられるものではないと・・・


「上手すぎて嫉妬しているのか!!だから上手い料理を作らせたくなくて予め出来ているものを買ってきたのか!」


検討はずれ、まぐろは生粋のバカだった。


「なんだよ〜最初からそう言えよな〜?言ってくれれば俺だって手加減したのによ〜w」


「そんなことあるわけないでしょ、第一なんであんな黒物質に上手い下手があるのよ、下手以外の何物でもないわ」


「な、なんだよ!いくら嫉妬してるからとはいえそこまで言う必要は・・・」


ここから長い長い意味不明な説教が続く。


が、めんどくさいのでほとんど聞いていない。




「逃げなければ・・・」

まだ年幼い女の子が夜の街を走り抜ける。まるで誰かに追われているかのように全力でどこかへ向かっていた。


彼女がどこの誰なのか、それを知るものはこの国には1人を残していなかった。



続く

ここまで読んで下さりありがとうございました!


いやぁ〜、最後はなんだか意味深ですねぇ、自分で書いといて言うのもなんですがw


さぁ、最近後書きで書くこともなくなってきたので、軽く宣伝だけして終わります!


私のTwitterフォローしてください!(切実)


@roboyuumiyabi


小説専用アカなので、制作裏話とかつぶやきたいと思います!

よろしくお願いします!


それでは〜〜〜〜〜・・・・・・・(溜めて溜めて溜めて溜めて)


発狂タイム!w


うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

(*´Д`*)

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