平成28年9月5日
先日、待ちに待った文化祭が開催されました。
僕の学校では部活ごとに展示なり販売なりを行うのですが、僕ら文芸部はただただ展示を行っているだけ、俳句短歌や本の紹介などをパネルにぺたぺた貼っつけて来客に見せつけていました。
しかし、お客さんはほとんど来やしない。
「文芸部でーす。部誌を無料配布しておりまーす。是非お越しくださーい」と声高々に叫んでも、廊下を歩く人々はちらりとこちらを見るだけで、あとはすーっと向こうへ去って行く。
僕はハリーポッターのコスプレをしていたこともあって恥ずかしかったですよ。変なクルクルメガネみたいなものをかけたりしましたが、どこかの女子達に嘲笑されたので、堪らずメガネを外し投げました。やれやれだ。
しかし部誌が全て配布し終わるのは去年よりも早かったです。
去年は駄菓子を転売していたんですが、そっちの方が部誌を配るのに苦労しましたね。駄菓子を売るのにも必死になりました。正直あまり稼げもしませんでしたよ。
しかし今年の文化祭はなぜか楽でしたね。展示と部誌の配布だけだったというのもあるでしょうが、いとも簡単に部誌を配り終えられたのだから驚きですよ。それだけ部誌から何かの魅力が放射していたのでしょうか?
あ、ちなみに今年の部誌の表紙デザイン及び編集は僕が行いました。けっこういい感じに仕上げましたよ。まあ、月並みですがね。
後の文化祭は友人のバンドをノリノリに応援したり、映研部の甘すぎるホットケーキを狂ったように食べたり、中学生の頃の後輩がいる放送部に遊びに行ったりしていました。
実はうちの放送部、顧問がアレ過ぎて、文化祭後、二年生全員転部してしまうんらしいんですよね。
それで残るのは一年生三人のみ。非常に可哀想です。
放送部の後輩に「放送部と文芸部を合併させてくれ」と頼まれもしましたが、果たしてそんなことができるのでしょうか。
まあ、一応うちの顧問に話すだけ話してみますか。
それではまた次のエッセイで。
おさらば!




