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平成28年8月5日

 ああ、今日は仙台七夕祭りの前夜祭で花火が打ち上がっていますよ。人がごったで前にも進めないほど混雑しているので、彼女もいない僕にとっては花火大会など宝の持ち腐れ、猫に小判、豚に真珠、仙台に行くお金さえも惜しんでしまいますよ。

 そんな僕はこないだと同じようにテレビ中継で花火を見ています。あー、家の中は暑い。けれど街中の方が暑いんでしょうね。人口密度的な理由で。だから扇風機に煽られながら見ていればいいんですよ。ああ、快適快適。

 あ、そういえばまだ仙台七夕祭りについて説明していませんでしたね。仙台の七夕というのはですね、僕の発言から分かる通り、八月にやるんですよ。それで皆さん、どうして八月なのか? と思いますよね。でも理由はいと簡単なんですよ。昔の暦で、七夕祭りは今の八月ってだけなんですよ。ね、簡単でしょ?

 まあどういう意図で昔の暦のまま祭りを開催しているのかは僕分からないんですけど、知りたかったら伊達政宗に聞いといてください。適当にネットを漁っていればすぐ見つかると思います。

 あと、僕は前夜祭など彼女ができない限り行きませんが、普通の七夕祭りは行こうと思っています。けっこう夏の雰囲気がいいんですよ。葉緑の勾当台公園のかき氷屋さん。あそこで女の子と過ごせば完璧な青春を楽しむことができますよね。ああ、モテたいなあ。

 あ、八月とはいえ七夕といえば願い事ですよね。皆さんは何を願いますか? 僕は欲張って二つお願いしちゃいます。止めないでください。もう我慢ならないんです。

 一つはもちろんモテることです。モテてれば僕がここにいることは絶対ないのですから。嘘です。モテてようが僕はずっと小説を書きます。

 そしてもう一つは、猫と結婚することです。これは揺るぎがありませんね。猫と結婚できればどれだけ嬉しいことか……。ああ、癒されたい。


 それでは、星に願いを……おさらば!

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