表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
83/100

平成28年8月3日

 さあ、僕すっかりこのエッセイの執筆を忘れていましたよ。20時26分、汗をかいて僕はこれを書いている限りです。いやあ、皆さん誠に申し訳ない。

 今テレビで花火大会の中継をやっておりましてね、それを僕は涙をダラダラ流して見惚れていたのですよ。やっぱり花火は綺麗ですよね。あれを恋人と見れたものなら僕は花火と一緒に打ち上がって火花と化したいところですよ。

 まあ、人間は一人一人火花のように散らばって生きております。僕が物理的な火花になろうが花火になろうが何も変化することはなく、ただただ雀がミミズを齧るだけの日常が過ぎるわけです。

 さてそんなわけの分からないことをぐだぐだと話している最中に僕はサボって練乳アイスをガリガリと食べていました。たぶん後で腹を壊しますね。トイレットペーパーを常持しておくとしましょう。


 それでは早速、部誌に掲載した、秋冬がテーマの作品を紹介しますね。僕としてはどうでもいいのですが、もしかしたら小説家になろうにも作品を投稿するかもしれないため、とりあえずこのエッセイで紹介しましょう。

 まず初めに秋小説――「月、惑わす」でございます。こちらはミステリー小説で、風間浦十郎という探偵がアメリカで奇怪な事件を解決するという物語です。

 秋のまん丸いお月様は人の心を酷く惑わす。それは良い意味でも悪い意味でも……。さて、この物語ではどのような事件が起こってしまうのでしょう?

 次に冬作品です。なんと冬は小説が二つです! 勝手にそうなってしまいました。いやあ残念です。

 まずは真面目な方――「三月十一日の雪」の紹介をしましょう。こちらは題名から分かる通り震災をテーマにした物語です。僕が震災当時どのような光景を目にし、どのような目に遭ったか、それをこの小説に収めました。本当に無惨な光景を目にしたことのない僕は何を小説の中で語るのか……。どうぞご覧ください。

 そして早くも最後の紹介になります。「書籍が降らせた雪のクリスマス」という馬鹿みたいにベタベタの恋愛小説です。僕はここで、ボロボロのボロぞーきんのようにカスカスのボコボコにこの小説を批判しましょう。

 なんていっても、これは非常に臭すぎる! どんだけ純情なんだよ! と感じてしまいますわ。それに俺自体ろくな恋愛できてないのに小説の登場人物がリア充してんじゃねーよ! と怒り心頭に発します。

 さあ皆さん、もしこのクソみたいな恋愛小説がなろうに投稿され、お読みになってしまった暁には、しっかりと口を濯いで歯科へ行ってください。そして最後に神社へ行ってお祓いしてもらいましょう。そうしないと僕の生霊がナイフを持って腸を裂きに行きますからね。


 おさらば!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ