平成28年8月3日
さあ、僕すっかりこのエッセイの執筆を忘れていましたよ。20時26分、汗をかいて僕はこれを書いている限りです。いやあ、皆さん誠に申し訳ない。
今テレビで花火大会の中継をやっておりましてね、それを僕は涙をダラダラ流して見惚れていたのですよ。やっぱり花火は綺麗ですよね。あれを恋人と見れたものなら僕は花火と一緒に打ち上がって火花と化したいところですよ。
まあ、人間は一人一人火花のように散らばって生きております。僕が物理的な火花になろうが花火になろうが何も変化することはなく、ただただ雀がミミズを齧るだけの日常が過ぎるわけです。
さてそんなわけの分からないことをぐだぐだと話している最中に僕はサボって練乳アイスをガリガリと食べていました。たぶん後で腹を壊しますね。トイレットペーパーを常持しておくとしましょう。
それでは早速、部誌に掲載した、秋冬がテーマの作品を紹介しますね。僕としてはどうでもいいのですが、もしかしたら小説家になろうにも作品を投稿するかもしれないため、とりあえずこのエッセイで紹介しましょう。
まず初めに秋小説――「月、惑わす」でございます。こちらはミステリー小説で、風間浦十郎という探偵がアメリカで奇怪な事件を解決するという物語です。
秋のまん丸いお月様は人の心を酷く惑わす。それは良い意味でも悪い意味でも……。さて、この物語ではどのような事件が起こってしまうのでしょう?
次に冬作品です。なんと冬は小説が二つです! 勝手にそうなってしまいました。いやあ残念です。
まずは真面目な方――「三月十一日の雪」の紹介をしましょう。こちらは題名から分かる通り震災をテーマにした物語です。僕が震災当時どのような光景を目にし、どのような目に遭ったか、それをこの小説に収めました。本当に無惨な光景を目にしたことのない僕は何を小説の中で語るのか……。どうぞご覧ください。
そして早くも最後の紹介になります。「書籍が降らせた雪のクリスマス」という馬鹿みたいにベタベタの恋愛小説です。僕はここで、ボロボロのボロぞーきんのようにカスカスのボコボコにこの小説を批判しましょう。
なんていっても、これは非常に臭すぎる! どんだけ純情なんだよ! と感じてしまいますわ。それに俺自体ろくな恋愛できてないのに小説の登場人物がリア充してんじゃねーよ! と怒り心頭に発します。
さあ皆さん、もしこのクソみたいな恋愛小説がなろうに投稿され、お読みになってしまった暁には、しっかりと口を濯いで歯科へ行ってください。そして最後に神社へ行ってお祓いしてもらいましょう。そうしないと僕の生霊がナイフを持って腸を裂きに行きますからね。
おさらば!




