平成28年7月30日
んあああぁぁぁぁああ! モテたいなああぁぁぁあ!
はい、「出んあ」をかましました。ああ、最近僕は深刻にモテたいと思っています。もう意味が分からないです。どうして僕はこんなにモテないんだと。
はあ、そんなモテない病にかかってしまっている僕ですが、実は、最近の出来事が、さらに僕を重病化させました。
それは昨日、黒白ちゃんと遊んでいたときに起きました。
例の観音堂、そこには僕の友だち、R君もおり、僕達は木漏れ日の下で溶けるほど黒白ちゃんに癒されていました。
しかし、そこで僕は、R君に、衝撃的な噂を聞くことになってしまったんです。
内容は下の通りです。
「僕が中学生の頃、ずっと好きだった子が、僕の友達と付き合っているかもしれないということ」
ここから先は、好きだった子のことを好子さん、僕の友達を友男くんと仮定しましょう。
僕は酷く狼狽しました。あああ、なんてことだ、僕がずっと好きだった好子さんが、あの友男君と付き合っているだなんて……。僕の鼓動は当然激しくなりました。
確かに僕は、中学校を卒業した後、彼女のことはきっぱりと諦めた。そしてその後、新しいガールフレンドもできた(今では別れてしまったが)。
しかし、僕は二年くらいずっと彼女に片想いしていた。たとえ諦めたとはいえ、誰かと付き合っていると聞けば、当惑するのは当たり前だろう。
だが、そのことに対して、僕は言及することができない。それは僕に一切関係のないことだし、そうしたところで僕は完全に悪役になる。そんな面彼女に見せたくないですよ。
そんなときです。
僕は、とんでもないものを目撃してしまいました。僕はもう完全に爆死ましたよ。
聞いてください。なんとですね、好子さんと友男君が、一緒に並んで、土手を歩いていたんですよ!
いやああああぁぁぁああ!
もうだめだ! 僕は猫さえいればもういいや! 僕は猫と結婚するぞ! いやあああぁぁぁぁああ!
気付けば僕はそう叫んでいました。R君はドン引きしていましたよ。
ああ、やっぱりショックですよね。いや、二人の恋路を応援したい気持ちはあるんですよ。けれども、心が動揺しまくって、僕は阿鼻叫喚を上げるしか仕様がなくなっちゃいますよ。
あああ、どうかお二人共幸せになってください。僕は猫と結婚するとします。ホモには絶対なりません。
ああー、モテたいです。
おさらばあああぁぁぁぁああ!




