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平成28年7月4日

 天気は晴れ。暑かったです。

 僕の学校には大講義室という教室があるのですが、そこには廊下側の窓がなく、風通しが非常に悪くて、数Bの時間はとてもイライラしてしまいました。

 暑いのは嫌ですね。寒さは体を動かせば克服できますが、厚さは何をしても克服できません。

 扇風機かクーラーでないと涼しめませんよ。

 もっとも、僕の家にはクーラーはありませんけど。

 大したこともない貧乏自慢ですね。どうでもいいことです。

 僕の好きなあの方はもっと貧乏でしたから、僕なんて全然裕福な方ですよ。

 でも、あの方の話を聞いていると、なんだか楽しそうだなあ、と羨ましい気持ちになるんですよね。

 本当に仲の良い親友。あの方々ほど仲良くできる人は、僕にはいませんよ。

 自販機の下を覗き込む毎日。拾ったお金で粉ジュースを買う喜び。買った粉ジュースを積もった雪にかけて食べる幸せ。ノートの切れ端を砂糖水につけて噛むガム。片栗粉を固めてそれに砂糖をつけて食べるおやつ。紙に自作ステージを描いて遊ぶ元祖マリオメーカー。一度にケツを拭けるトイレットペーパーの長さは10cmのつらさ。

 そんな過酷な生活をしていても、一人の親友がいればどうってこともないんですね。

 ああ、僕もそんな経験したかったなあ。少し不謹慎かもしれませんが。


 最近、テロが活発化していますね。

 それは前からかもしれませんが、より一層頻繁に起こっているような気がします。

 バングラデシュのテロ事件。その被害者には日本人も含まれていました。

「私は日本人です。殺さないでください」。そう叫んでいた人もいたようです。

 過激派。彼らはもはやテロリストでもイスラム教徒でもありません。

 ただの人殺しです。

 彼らは必ず近いうちに滅びます。

 これ以上被害者が増えないことを願っています。

 僕はこの事件の記事を読んだとき、「こんな事件が起こっているのに、僕はこんなことをしていていいのだろうか」と煩悶しました。

 人の命が理不尽に奪われる。そんなことがある世の中で、僕達は陽気に笑っていてよいのだろうか。

 そんな罪悪感のようなものが僕に芽生えました。

 しかし、そんなことを考えていては、僕達は一生笑えなくなってしまうのではないか?

 僕達は、今ここで何ができるんだ?

 ただ煩悶していては、何も解決しないし、何も変わらない。

 ならば、僕達は今できることをするべきだろう。

 僕達にはするべきことがある。

 それを忘れては、闇の中に沈んでしまいかねない。

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