平成28年4月17日
自分のことが解決して、やっと他のことに目を向けることができるようになった僕です。
そんな僕が今日目を向けたのは、熊本の大地震でした。
今更それについて考えるなど、あまりにも遅すぎると思われるかもしれませんが、それほど僕は盲目になっていたということなのかもしれません。そう考えると、非常に惨めであります。
さて、今回の大地震ですが、東日本大震災を経験した僕にとっては、非常に揺れが強かったと思われます。
なんといっても、建物の崩壊が目立ちます。こちらの震災では、揺れよりも津波の被害が大きかったので、そう考えてみると、熊本の大地震はこちらよりも強かったのだと推測できますね。
もしそれに加えて、津波が起きたならば、本当に鳥肌が立つ思いであります。
そして今問題になっているのはマスコミの行動です。
聞いた話によると、炊き出しを行っていた場所に大量のマスコミが押し寄せ、炊き出しを貰いに来た地域の方が駐車場に車を停めることができず、結局貰うことができなかったとのことです。
また、夜中に体育館などに避難している方々に強いライトを浴びせ、睡眠を妨害したという話も聞きました。あの大きな揺れを受けたショックを、ろくな睡眠なしで一夜を過ごしてしまえば、不安で不安で反狂乱になってしまいかねません。
そういったことを考えられないマスコミの行動が、今問題になっています。
それと、本当にデマの情報は流さないで欲しいです。
動物園からライオンが逃げ出したとか、建物が燃えているだとか、そのような情報は絶対にふざけ半分で流さないでください。
正しい情報と誤った情報が交錯して、助かる人も助からなくなってしまいます。
情報を受け取る側も、情報が正しいか誤りかしっかり見極めて受け取るようにしてください。
さて、最後になりますが、正しい行動をとっていれば、ほとんど必ず助かります。決して慌てたりしないでください。
政府もさすがに口先だけではありませんので、それらを信じて安心して今を耐えてください。
以上が、東日本大震災を体験した者の、伝えられることです。
やらぬ善よりやる偽善。
