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平成28年3月9日

 僕は今日、仙台駅へと赴きました。

 僕と一人の友人(男。以下R)、この二人で行ったんです。

 目的は友人(女。以下S)の誕生日プレゼントの購入。

 僕は自転車でRの家へ行き、それから最寄りの駅へと向かいました。

 電車の中は満員とは言いませんが、座席は全て埋まっており、乗客の八九割はスマホをいじっていました。

 僕の前に立っている女性は吊革にも掴まらずスマホをいじっていました。

 彼女の鞄の中に大きめのはさみが入っており、どんな仕事をしているのか少し気になりましたが、それよりも何も掴まらずにスマホをいじれる技術をすごいと思いました。

 右からは、小さい音楽が聞こえてきました。

 それは音漏れでした。一人の女子高校生の装着していた黒いイヤホンから音漏れしていたんです。

 おそらくそのことに本人は気付いていないでしょう。

 どれだけ大きな音で聞けばあんな音漏れがするんでしょう。耳が悪くなってしまうんじゃないかしら。そう思いました。


 どうして電車の中では、皆携帯をいじるのでしょうか。

 別にそれが悪いとは言いません(音漏れは悪いです)。

 しかし、それについて考えてみれば、不思議なものではありませんか。

 僕は考えました。

 人が電車の中で携帯をいじる理由、それは自身のパーソナルスペースに他人が入り込み、落ち着きを保つために自分の集中できるものごとに没頭しようとするから、僕はそう考えました。


 ちなみにSへのプレゼントはコースター、トートバック、そしてシャーペンです。

 喜んでくれると嬉しいですね。

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