平成28年2月11日
僕は学校の教室の昼休みに起こる不思議な出来事に気付いてしまいました。少し注意してみればすぐに分かるようなことです。どうして気付かなかったのでしょうか。僕が教室の様子を頭の中で描写したとき、それに気付くことができました。
――教室に響くほとんどの声は、女子の絶えぬ話し声、だったんです。
それに気付いたときの教室は、何人か男子がいない状態でしたが、いる男子の人数を考慮しつつ考えても、本当にほとんど声が女子の話し声でした。
それで、僕はその理由を探るために、さらに教室の様子を分析することにしました。
すると次のことを捉えることができました。
・ほとんどの女子は教室に留まり、二~四人ほどのグループで昼食を食べている。
・一部の男子(運動部)は食堂かどこかに行っていて不在。
・一部の男子はスマホでゲームをしている(これは内緒)。
そうして以上のことから、僕は次のようにまとめました。
・女子(女性)は一人でいると何か不安のようなものに襲われる(説)。
・男子(男性)の一部は自分だけの世界に潜り込むことを好む(自分がそう)。
そういえば女性って、隣に自分より格下の女性を置いて、自分を立たせようとする、っていいますね。もしかしてそういう理由でグループを組んでいるのでしょうか? ああ、女性が恐ろしくなってきました。全ての女性がこうではない。全ての女性がこうではない。そう自分に言い聞かせます。
ちなみに運動部の男子でも、教室で何人かのグループを組み、(それでも静かに)昼食を食べている人達もいます。こういう人達は所謂「優秀」という人達なのでしょうか。なんとなくそう感じます。
一方で食堂に行った人達はわいわいとグループになって食べているのでしょうか。僕が一人で食堂に行ったときは、男子女子に関わらず随分賑やかな様子だったのを覚えています。この人達は俗に言う「モブキャラ」なんですかね。これも漠然とした僕の感性です。
ううむ、そう考えると、女性の性格は男子に比べては難解なものだと思っていましたが、思っていたよりは単純なものなのかもしれませんね。




