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平成28年2月1日

 どこの学校にも怒りっぽい先生はいるものです。普段温厚でも何かあると激怒する先生、常時いらいらしているようで小さなことでも怒る先生、様々な形の先生がいます。


 そこでふと思ったのですが、そんな怒りっぽい先生方はどのような思いで日々生活しているのでしょうか。

 もし自分が怒りっぽい先生だったら、などと考えてしまいます。

 というわけで、今回は実際に文章にしてみて、そんな先生方の心を推測してみようと思います。


 《朝》

 いきなり嫁がうるさい。子どもは起きる時間なのに眠そうにしていて、嫁がそれを起こそうとして怒鳴り散らしている。朝くらいもう少し静かにできないものか。近所にも迷惑がかかるだろう。


 《出勤》

 渋滞に巻き込まれた。ろくな運転をしないからこうなるんだ。人を巻き込むんじゃねえよ。

 おい無理やり横から割り込んで来んな、危ないだろう。

 これだからせっかちは……。


 《学校》

 堂々と寝ている奴がいる。教師を舐めてんじゃねえぞくそガキが。授業受ける気ないなら初めら学校来るんじゃねえ。ここは学びの場だ寝る場所じゃねえんだよ。俺だってやりたくもないのに。


 《帰宅》

 子どもたちがはしゃいでいる。おもちゃも片付けしないで、なぜ親も注意しないのか。仕方ねえ、俺がやっておくか。ああ家にも職場にも好いことが一つもない。どうにかならないのか。


 ……という感じです。ほぼ偏見ですよね。

 実際はこんなに腹黒くはないんでしょうけれど、先生方はこんなことを考えているんじゃないかと疑ってしまいます。


 やはり自分は自分、他人は他人ですね。自分のことは自分しか分からないし、他人のことはその人しか知らない。

 他人を推測したって偏見が出るだけ。その人のことは適当に任せておいて、自分は自分であり続ける。それがよいことなのかもしれません。

 というわけで、他人を推測するのはやめておいた方がよさそうです。その人に対して偏った見え方が身についてしまいますから。

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