閑話をはさみたかった
休載しないようにストックもっと増やさないと
とりあえず新しい住民は家を作るといって木を切り出し始めたため、少し手伝って周りの妖怪たちに襲わないよう、という旨を伝えて家に帰った。
「お帰りなさい遊助。今日は早かったわね」
「お帰りなさいませ遊助様」
「様つけなくていいよ、敬語もいらない」
メイドっぽい口調の美鈴にそれを伝えて自分の部屋に転がった。隣にあるパソコンを暇だったのでおもむろに起動してみた。
「こっちで会うのは久しぶりね遊助。何十日ぶりのログインなのよ、まったく」
と輝夜がオンラインゲームのロビーで待ち構えていた。
「いや、暇だったからつけただけだ。別に目的も何もないぞ」
「悲しいこと言ってくれるじゃない。少し付き合いなさい」
ということで輝夜とオンラインゲームを始めることになった。俺の装備は初期を少しいじっただけ、輝夜はというと、課金アイテムやレアドロップでその身を固めていた。
「だいぶやりこんだな」
「そうね。でもまだまだよ、上には上がいるわ」
と言ってダンジョンに入って行った。
「夕飯ですよー」
といういつもの声でゲームは終了した。飯でやめるあたりはまだ善良と得る。そして向かうともう全員がそろっていた。
「遊助遅かったわね。待ちくたびれたわ」
「私も早く食べたいわ~」
と言って待っていた紫と幽々子。みんなもすでにそこにいる。でもよくよく考えてみるとこの生活ってすごく窮屈なような・・・。
「じゃあ今日も一日お疲れ様ー!」
と誰かが音頭をとって夕食もとい宴会になる。
「まあ、私たちは酒が飲めるからそれでいいのさ」
と勇儀。なるほどそういうことか。しかしいつもこれだと少し疲れるぞ、と思ったが嫁たちはそうとも思っていないようだ。恐ろしい・・・。
「ういっく、酔った酔った」
「もう、いっぱいれすよぉ・・・」
「ひっく、すかーあー・・・」
宴会が終わり、みんなその場で寝ていた。俺も少し飲んだが、こうはならないように調節はしていた。
「みんな風邪ひいたらどうするんだろ」
とぼやきつつ、皆を部屋まで持っていくことにした。一人ずつ抱えて寝かせに部屋に戻すを全員に繰り返し2時間。ひなたはバレバレだが、寝たふりをしていたので、チョップをお見舞いしてやった。
「起きろ、って起きてるの知ってたけど」
「ひどいじゃない!私にだけそういうことするの!?」
と涙目で怒ってきた。反省、したほうがいいのかな。
「悪い、悪い。でも起きてたってことはなんか用があるんだろ」
と聞くとひなたは目の色を変えた。
「あなた外を歩いておかしいと思うことなかった?」
おかしいこと・・・そういえば時代が合わなかったりしていたようなきがしないでもないな。
「なんか俺が知ってる歴史とは順番がおかしいような気がした」
「そうよ。時間が少しばかり歪んでいるわ、誰がやっているのかはわからないので、外に出るときは気を付けてね」
「わかった」
誰がやっているのかなんて、少なくとも現世の知識ではわからないが、一応気を付けよう。ゆがみ、誰のせいなんだろうな。
でも新しいのも始めたいんだよな~




