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東方の世界に転生して頑張る的な話  作者: teyu
第7章 命蓮寺と陰陽師
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男女比のおかしい宴会

やばい、これはインフルだわ

 その後、聖たちは紫と俺で開いたスキマで命蓮寺ごと移動した。幻想郷はまだまだ空地だらけなので、聖たちは好きな場所を選んでくれたようだが、相変わらず山奥の寂しいところに寺を構えることにしたようだ。里に仏の道を伝えに行くとか言って張り切っていた。


 一通り移動が終わった後、宴会を開くことになった。嫁がどいつもこいつも酒好きなので、何かにつけて宴会をしようとする。楽しいんだが、後片付けが大変なので面倒である。

「遊助、そこの女の子が新しい嫁かい?全く私たちを差し置いて、やっぱり若いのが好きなのかい?」

「勇儀、別にそういうわけではないぞ。こいつはまず最初結婚する予定じゃなかったんだ」

実際事実なのだが、これが晴明にはよくなかった。

「なら遊助は、私のことがお嫌いでしたの?それなら私無理強いはしませんわ。今ここで舌を噛んで死にます!」

「いや、違うから。お前のことが好きに決まってるだろ!死ぬのはやめろ」

「ほかのより一番好きですか?」

晴明はさっきもう死にます、とか言っていたのに、今はニヤニヤしている。後ろでは紫、幽々子が怖い視線を向けてきていた。

「一番・・みんな一番だから、お前も一番、紫も一番、みんな一番ってことだ」

「つまらないですわね。そこは私が一番って言ってくれないと、乙女心が傷つけられましたわ」

まあそうなんだろうが、俺は命がかかってるからな。ひなたが後ろにいる時点で、そんなことは言えない。神様には全く勝てないのである。

「まあ、なんだ。一応今日の宴会の主役はお前だから」

それを聞くと晴明は飛び上がって、

「やったー、なのですわ。なら遊助さんは私の隣ですわね」


ドガンッ


後ろの柱にひなたがひびを入れていた。

「ごめん、隣になるかわからんわ」

「えーっ!?でも期待してますわよ」


 その後、宴会はみんなが揃ったところで始まった。宴会のメンバーは、俺、ひなた、永琳、紫、幽々子、妖忌、勇儀、椛、文、萃香、妹紅、輝夜、てゐ・・・。ああもうだめだ、数えるの疲れた。だって軽く見積もっても200人くらいはいるし、前の方にいる嫁以外は、知らない人、妖怪ばっかりだし、だいたいどこで集めてきたんだ、この数。

「とりあえず、新しい幻想郷の住人、の命蓮寺のみなさんはいませんが、安倍晴明さんがいらっしゃっています。今夜みんなで盛り上がれー!」

椛が音頭をとってくれた。椛って、普段目立たないが、こうしてたまに尸解信仰とかやってくれるから便利だ。

「遊助、私、ここに来たばかりですが、楽しそうでいいですわね」

「だろ。みんないいやつらばっかりなんだよ」

「そうみたいですわね」

と晴明と話していると、みんなが寄ってきた。

「そういえば聞いてなかったけど、この子はどこから拾ってきたんですか?安倍というと、陰陽師ということですか?」

「そうですわよ。私は遊助の器の大きさとカッコよさに惚れてしまったのですわ」

「やっぱりかっこいい男ってのは人も妖怪も共通なのね~」

みんながうんうんと首を縦に振っている。そういわれると恥ずかしいな。

「みんなー、どんどん飲んで、朝まで騒ぐぞ!ほらほら、遊助も飲みなよ」

すでに樽の半分ほど飲み干している萃香と勇儀が、俺に酒を進めてきた。

「そこの陰陽師さんも飲みなって」

「おい、晴明はたぶん飲めん「おいしそうですわ」」

晴明は盃の酒を一気に飲み干すと、

「これは、ひっく気持ちよくなりますわ。温かいですわーー」

顔が真っ赤になって、ろれつが回らなくなってる。

「ひっく、景気づけに花火を、うえっ、う、打ち上げますわよぉぉ」

晴明が札を取り出した瞬間、宴会場が吹き飛んだ。


「全くなにしてくれるんだよ」

晴明が何を使ったのかはよくわからなかったが、建物一棟が原形をとどめていないところから威力は想像できる。

「酒が消えちゃったじゃないかー!」

勇儀の叫び声が周りにこだました。

おぜうさまをいい加減出そう

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