稽古してみた
ロリ要素多い気がしますが、作者はロリではありません
「稽古は家でつけてくれ。稽古場も作ったから」
姫路の一言で、俺は家で二人を指導することになった。もう嫌といううほど知っているが、とんだ親ばかだ。子供のためにこんなでかい稽古場作るなんて。俺の訓練場にある練習場の2倍はある。子供二人にはぜいたくすぎる。
「はい、じゃあ始めるぞー。まずこの木刀もって」
と俺は軽めの木刀を2本創造する。
「まず、両手で持って、、握るときは最低限の力で、握りしめないでね」
「こうか?」
豊姫が言う。
「そうだ、そんな感じ」
依姫もすぐにできて、二人で1時間ほど振り続けていた。本当に熱心である。
しかし休憩しているときに、豊姫は眠ってしまった。昼飯の時から眠そう、というか寝ていたので、やはり疲れていたのだろう。しかしそんな姉をよそに依姫は降り続けている。
「依姫は休憩しないのか」
「えいえいっ!・・・はっ、全く気が付きませんでした。すみません」
「いや、別にそれはいいんだけど、休まないと肩を壊すぞ」
「はい、あれ、お姉さまは寝てしまいましたか」
ずいぶんと集中していたようだ。これはすごい逸材かもしれない。
「なあ依姫、どうしてそんなに頑張るんだ?お父さんと一緒に仕事でもしたいのか?」
「それもあります、それと剣に興味があったからです」
女の子で剣に興味があるというのも珍しい。隊に女がいないわけではないが、2,3人でとても少ない。
「そうか、まあ少し休め」
しかし休み始めると、依姫も寝てしまった。一時間振りっぱなしなら疲れても仕方がないだろう。
「二人とも寝ちゃったぞ、姫路」
「ああ、疲れたんだね。取り敢えず冷えないように、なんかかけてあげないと」
「というか、部屋に運ぼう」
二人を寝かせてから、姫路と話していた。
「それで二人の素質とかはどうだった?」
「豊姫は剣には向いていない。、でも依姫はなかなかだったぞ。今まで見てきた中で、あの年代では、一番で素質があるこだと思ったぞ」
「そうか、豊姫はどちらかというと、依姫に引っ張られてきたという感じがあったしな」
「お前のところで働きたいとよ、お父さん」
すると姫路は、
「いやぁ、うれしいこと言ってくれるねぇ。まあこれからもどんどん鍛えてくれよ。ぜひ期待している」
「わかったよ」
「ところで、今夜泊っていかない。二人の話し相手をしてやってほしいんだ」
「ん、まあ、永琳に聞いてみるよ」
永琳に寂しい思いをさせちゃうな、電話かけないと。
「永琳、今日止まってってくれって言われたんだけど、いいか?」
「ああ、私よりそんなにあの子たちがいいのね」
「ちがっ、そんなわけないだろ!」
ここは全力で否定しないとダメだろ。
「はあ、まあいいわ」
急に語気を強くして
「絶対に手も出さないでね」
と言われた。
「は、はぁい」
「よろしい。じゃあお休み」
「お休み」
超怖かった。あんなに怖い声を出す永琳は初めてだ。そんなに心配しなくてもいいのに。、俺ロりじゃないから。
今は、夕方の5時ぐらい、二人が起きだしてきた。
「遊助、おはよう」
「おう、おはよう、もうこんばんわかな、豊姫、依姫」
姫路は仕事がどうのこうのとかで、出て行ってしまった。奥さんは、俺に家を任せるとかで、ママ友と夕食に行ってしまった。子供発哺って行くのもどかと思うが、俺を信頼してくれているのだろう。
「遊助、風呂入ろう」
ああ、またか。だが、永琳の時のようなイベントはおこしたくないので、俺はすでに入らせてもらっていた。
「いや、俺はもう入っているから、二人で入ってきなよ」
「ぶー、せっかく誘ったのに」
ああ、怒っちゃったか。誘う?、まさかそういう展開を誘っていたとかではないよな。家に帰っておけばよかったかもしれない
ゲームよりも小説書いてる時間の方が多い気がする