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東方の世界に転生して頑張る的な話  作者: teyu
第7章 命蓮寺と陰陽師
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再び命蓮寺へ

オリキャラって扱いやすくていいな

 幽々子はずっと私のターン状態で、朝まで攻められた。しかし朝が来て幽々子は力尽きて眠ってしまった。こっちは死にかけたがまあ、永琳の能力でリ〇〇タンみたいなのを作ろうと思ったが、やっぱりコーラにした。なんだかんだこれが一番元気が出る。

「ああ~っ、うまい!やっぱこれに限るな」

かつて、といっても東方の世界に来る前の自分は毎日コーラを飲んでいた。今は酒もあってだいぶ飲無料も減った気がする。

「ん~、遊助。おはよう」

幽々子が起きてきた。起こしちゃったかな。

「おはよう、幽々子。疲れてるんなら寝ててもいいんだぞ」

「そうね。温かいし、もうちょっと眠りたいわ」

と幽々子は布団にもぐり寝息をたて始めた。

「さて、幽々子が起きるまでどうしようか」

朝方なので、団子屋もやっていない。腹も減らない。

「そうだ、命蓮寺にいこう!」

幽々子は午後まで寝ているだろ、そう思った俺は命蓮寺に行く準備を始めた。


 命蓮司の位置は覚えていたので、スキマで簡単に行けた。門をくぐると、前は見なかった女が二人いた。片方は周りに雲がかかっている世に見える。俺が、後ろから見ているのに気付いたような二人は、同時に振り向いてきた。

「どうもこんにちは。聖に会いに来ました」

「そうですか、少しお待ちください」

とフードをかぶった女性、と今気づいたのだが顔のある雲とともに寺に入って行った。もう一人の方はセーラー服の女の子だった。

「初めまして、俺は廿楽遊助だ。よろしく」

とあいさつをすると、

「僕は村紗水蜜だよ。よろしくね、遊助」

と明るい挨拶を返してきた。

「あっ、遊助さん。お久しぶりです。といっても数日ぶりですが」

と白蓮が寺から、先ほどのフードの女性と出てきた。

「遊助さん、二人は以前は用事があっていませんでしたがここの修行者です」

「そうなんですか」

そうか、今思い出したが、二人は星蓮船に出てくるじゃないか。ムラサ船長と、一輪、そして雲山だ。

「今日はどのような御用で?」

「いや、とくには・・・」

「そうですか。では取り敢えず中へ」

と白蓮の後に続いてみんなが寺へ入って行った。


話すことなどなかったが、取り敢えず昨日の陰陽師の話でもしてみた。

「いやぁ、この前都で陰陽師に絡まれちゃいまして。面倒でした」

「陰陽師、ですか・・・。それってもしかして赤い髪の女の子だったりしませんか?」

「そうですよ、知ってるんですか?」

「知ってますよ。その子は都で最強と言われる陰陽師、安倍晴明ですよ」

これには驚いた。まさかあの有名な陰陽師だったとは。

「でも弱かったですよ」

「そうですね、彼女は人前では力を出しません。妖怪しかいないときのみ力を出します。なんでも見た妖怪は必ず滅するから、だそうです」

「へぇ~。でもなんでそんなことを知ってるんですか?」

「それは、襲われかけたからです。その時は逃げましたし、顔も見られていませんから今もこうしていられるわけですが・・・」

興味深い話である。また都に行って会ってみよう。


 そのころ遊助宅では

「遊助~、どこ~?お腹すいた~~」

と幽々子が遊助を探していたが、遊助の耳に届くはずもなかった。

朝飯コーラ、昼飯コーラ、夕飯コーラをやってみたくなった

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