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東方の世界に転生して頑張る的な話  作者: teyu
平和な章 たって平和な幻想郷の日常
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幻想郷の嫁が増えすぎた件

期末が近付いてきた。逃げれないっていやだな・・・

こいしに1時間俺の黒歴史を読み上げられ、もう精神的にだいぶボロボロになり死にかけの時にさとりが戻ってきてやっと解放された。こいしはまた来てね、と言っていたがもう二度とあんな目には会いたくない。

「ふう~、でもこれでやっと帰れる。文が夕飯作って待ってるんだろうな」

とスキマを開くとそこには紫がいた。

「ずいぶんお疲れのようね、遊助?」

「まあな、地底で黒歴史をいろいろ掘り返された」

「それは大変そうね。ところで、あなたはこれからお家に帰るの?」

「そうだな。夕飯をきっと文が作ってるだろうから早く帰らないと」

「そう。でもその心配はいらないわ」

「え?」

紫の後ろを見てみると、よくわからないが、だいぶ広い部屋が後ろに広がっていた。

「今日はみんなで宴会をやるわ。安心して、新聞屋にはすでに許可を得ているし、向こうにいるから」

この疲弊した心で宴会か。大丈夫かな・・・。

「さあ、行きましょう」

「お、おう」

俺は紫の後に続いてスキマに入って行った。


 宴会はすでに始まっていた。メンバーはというと、

「あっ、遊助じゃない!遅いわね、この時間があればイベントクエスト一回周れたのよ」

「輝夜、落ち着きなさい。遊助、最近会えなかったけど元気にしてた」

と永遠亭の輝夜と永琳。さらに酒を飲んでいたために、少し遅れて妹紅が挨拶をしてきた。

「遊助!会いたかったよ」

と来た。さらに反対側には文、椛、勇儀、萃香がいた。

「遊助、あんたも早く座りなさいよ」

そして、一番奥にはひなたがいた。

「久しぶりね遊助。会えなくて寂しかったわ」

「どうしてここに?」

「私が呼んだのよ」

と俺の質問に紫が代わりに答えた。

「そうね。なんかこの神様が結界を破ろうとしてて、危ないなぁと思って。それに話したいこともあったから入れたのよ」

「この三貴子の一人天照に対して失礼だとは思ってないのかしら?」

「あら、私の結界を破れなかったくせによく言えるわね」

「どちらが強いか試してあげてもいいわよ」

と性格の似ている二人がいまにもリアルファイトを始めそうだったので、

「おい、お前ら二人ともやめろ。ここを消し炭にするなよ」

と止めておいた。

「まあ、遊助が言うなら・・」

「別にいいわよ」

と二人とも矛を収めてくれた。

「さて話を始めたいのだけれど、遊助、心当たりないかしら?」

「というか、幽々子は?」

「ああ、幽々子がここにいるとご飯食べて話聞かなくなr「いるわよ」・・・!?」

と紫がいないと言おうとするその後ろにはすでに幽々子がいた。

「な、、幽々子?来てたの?」

「今ちょうどよ。どうせ一人でもライバルを減らして交渉を有利にしたいと思ってたんでしょうけど、そうはいかないわ」

ライバル?何の話してるんだコイツら。

「とにかく、遊助。全員出そろったから話を始めるわ。あなたは結婚し過ぎよ!」

「ああ、確かに」

自覚してなかったが、確かに嫁、結婚しようという言葉を何度も繰り返している気がする。永琳、豊姫、依姫、文、椛、勇儀、萃香、ひなた。ほかにも口説いたような感じの奴はたくさんいる気がする。

「思い当たる節があるなら、もう増やさないでよ。私たちが嫌なの?」

「あ、いや、そういうわけでは・・・」

「なら自重しなさい。それと話はこれだけじゃなくて、あなた私たちに会う時偏り過ぎじゃない?ということで均一にしようということでみんな集まったのよ」

「でも、遊助はきっと私と妹紅とゲームがしたいはずだわ。だから私たちのところに来ればいいじゃない」

「だまりなさい」

紫が輝夜を制した。

「みんなおんなじことを言うから、均等にしようってことになったのよ。あなたもそれでいいかしら?」

「それでいいんだけど。俺はお前らのところに通えばいいのか?」

「いや、私たちから行くわ。だって自分の家に入れたらそのまま返さない人がいるでしょ、神もだけど」

「「「「「それはあんたでしょ」」」」」

皆から一斉に言われ紫は黙ってしまった。

「まあ、とにかく俺ん家、というか文の家に来るのか?」

「いや、あなたには引っ越してもらうわ。じゃないとそこの新聞記者が有利すぎるわ」

「わかったよ」

こうして、交渉は終了し、皆でお互いの敵をにらみながら酒を飲むことになったのだった。

もう命蓮寺の話は書き始めてます

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