ゆうかりんランドにお邪魔してみた
例大祭の昂揚感の中執筆
地底はかなり楽しかった。しかし、行くと文の機嫌は良くなるのだが、紫はなんか大激怒するし、幽々子は、
「あなたに裏切られたら、もう死ぬしかないわ」
とか言ってきた。亡霊なのにどうやって死ぬんだよ。と笑ってしまったが、本人はだいぶ本気なようであった。少し控えなければいけなさそうだ。しかし、暇なのでどこか行くところがないかと文に聞いたら
「丘の向こうに花畑があって、そこに妖怪がいるわよ」
「ああ、ゆうかりんランドってやつか」
まあ、誰がいるのかはもうわかってるので、安心して行ける。
「知ってるなら話が早いわ。私も行きたいから今度こそ一緒に行きましょう」
と文の取材についていく形で、行くことになった。
そして到着した。
「うわぁーー。この花見たことないわ、あっちもこっちもなんていう花か知らないけど、すっごくきれいだわ~」
と文が驚いてあたりを歩き回っていた。
「おい、あんまりうろちょろしてないで、ここの主を探したらどうだ?」
「そうね。とっ、おっとっと」
グシャ
文がよろけて足元にあったスズランを踏んでしまった。
「あっ。でもいいか、ばれないばれない・・・」
「もうばれてるわよ」
ごまかそうとする文に、強い妖力を持った閃光が向ってきた。文は飛んでよけたが、後ろの地形はまるきり変わっていた。
「全く・・・人の敷地に勝手に入ってきて、花を踏むなんて死にたいのかしら、新聞記者さん?」
「あややや、少し手荒でしたが、私のことを知っているなら話は早い。取材させてください」
「その前に言うことは?」
「え?何のことですか」
幽香が日傘を文に向けた。
「す、すいません!花を踏んじゃって」
「ふぅ、次から気を付けてね」
幽香が傘をおろし、文も地面に降りた。
「ああ、すいません。文が迷惑をかけてしまって」
「次から気を付けてくれればいいわ。まあ、止められるなら止めてほしかったのだけど」
幽香が少し怒っているようだ。
「次から気を付けます」
「よろしい」
まあ負けることはないが一応誤っておいた。それに女には手を上げたくない。
「それで取材するんでしょ。聞きたいこととかないの?」
「ああ、ありますよ。とその前に一枚」
文がパシャッと早速やった。
「な、何をしたの?」
「写真、というものを取ったんですよ」
無許可撮影は控えたほうがいい。あとで言っておこう。
「それで、ここは花がたくさんありますが、趣味でやっているのですか?」
「そうよ。花は好きなの」
と文の質問に淡々と答え始めた。そういえば、二次創作にあったりするが、幽香ってSなのか?後で試してみよう。
先に幽香が来た