いたずら兎詐欺師
明日までにやっておくべきことはすでに終わっているのでゆっくり書けた
朝を迎えて普通に目が覚めた。子供に戻ったからなのか、眠い。夜更かしはあまりできなさそうだ。
「やれやれ、子供ってのは不便なことばっかだな」
愚痴を言いながら布団から出ようとするが、出れない。というか起き上がれない。俺の腹のあたりに輝夜のろう手があり、がっちりホールドされていた。
「もうっ、離れろって」
体動かして抜けようとするが、子供の体は力なんてほとんどなく、輝夜から逃げることはできなかった。
「むにゃむにゃ・・ダメよー遊助、私と一緒に寝てなさい・・・」
寝言で輝夜が呟く。仕方ない、起きるまで一緒に寝てるか。
輝夜が起きたのはその数時間後だった。
「ふぁぁ~、ゲーム後の睡眠は気持ちいいわ~。昼に起床ってのもいいわね」
「俺はそれまでずっと待ってたんだが」
俺が少し強めに言うと、
「怒らないでよ。そんなんじゃあなたのかわいい顔が台無しよ」
とあまり効果がなかった幼くなって、威圧とかができなくなっているのか、やっぱり不便だ。
「じゃあ、一緒に外に出ましょうよ。それがお詫びね」
「おい待て、なんでそれが俺へのお詫びになる」
「まあいいじゃない、着替えていくわよ」
「はあ・・めんどくさいな」
小声で文句を言いながら、俺も着替えるのだった。
「さあ行くわよ」
「はいはい」
小さい服がほとんどなかったため、お爺さんとお婆さんに頼んで持ってきてもらった。貢物なんかで金はあるので、それなりのものが来た。
「しかし動きづらいな、この服」
「それは同感だわ。私もこの星の服が好きじゃないもの」
まあ輝夜が外に出るなんて貴重だし、付き合ってやるか。しかし俺と輝夜のことを竹やぶから見つめる存在にまだ気づかなかった。
竹林はかなり複雑な道になっていた。何も考えずに歩くと迷いそうなところだった。しかし輝夜はそんなことお構いなしにどんどん進んでいくため、本当に迷いそうだ。
「お前帰り道わかんのかよ?」
「大丈夫よ、なんとかとかなるわ」
とさらに歩く速さを上げ、しまいには走り出してしまった。
「おいてくな~、こっちは子供で歩きづらいんだぞ~」
「あははっ、追いついてみなさ~い、、って、いやあああぁぁぁ!」
俺の視界から輝夜が消えた。いったい何があったんだ?
「おい輝夜、どうした?輝夜---っ!
俺がこけそうになりながら輝夜のいた場所に行くと、そこには人が一人か二人入りそうな落とし穴があった。そこに輝夜もいた。
「大丈夫か、輝夜?」
と声をかけると後ろから、
「こっちウサ」
という声が聞こえた。俺が振り向き
「今それどころじゃないんだ」
というと
「知ってるウサ」
と言って俺を突き飛ばしてきた。俺も落とし穴に落ち、輝夜が俺の下敷きになった。
「ちょっと痛いじゃなーい」
「悪いな、輝夜」
俺が輝夜に謝っていると、上からさっき俺を突き飛ばしてきたやつが顔を出してきた。見た目は兎を人にした感じだ。というかこれてゐじゃないか?
「ばかな人間が引っ掛かったウサ。これだから罠を仕掛けるのはやめられないウサ」
とか言っている。
「ふざけんなー。ここから出せー」
「それは自分で頑張るウサ」
と言ってどこかに行ってしまった。あの兎詐欺師め、というかこれどうやって出るんだよ!?
「輝夜、お前なんかできないのか?」
「私の能力はこんなところじゃ使えないわよ」
あと2日、待つしかないのか。腹減った、コーラ飲みたい。と思っていると、俺の手が光、コーラがそこにうまれた。
「あれ?なんだ俺能力使えんじゃん」
「それならそうと早くいってよね」
俺が階段を創造して上に上がると、あたりはすっかり暗くなっていた。早く帰らないとな。
てゐで思い浮かべるものって、、、いろいろあるな




