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東方の世界に転生して頑張る的な話  作者: teyu
第2章 妖怪として生きる
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決闘前夜

僕は、、僕は中二なのになんてことを書いてしまったんだーー!


 ことの顚末を日向はちゃんと見ていた。正直彼女にとってもこの件はとても重要らしく、なんかいろいろ聞かれた。

「どうして譲ったのかしら?これ失敗すると私パパに怒られちゃうんだけど」

「お前にも親がいるのか」

正直会ったことがないな。というかいたのか。

「いるわよそりゃ」

「へえぇ」

「大和の神が負けちゃったなんてことがあったら威信にかかわるの。だから負けられないわ」

「だから確実に勝てる俺にしたと。でもいいのか?俺神じゃないぞ」

妖怪なんかに任せていいのだろうか。それこそ威信にかかわるんじゃ。

「そこら辺は大丈夫よ。あなたは神ってことで記録しておくから。それにパパもあなたのことを神だと思ってるし」

親もだますとか。なんてことを。

「いいのよ、べつに。でも今度来るらしいのよね、なんてごまかそうかしら」

「それまでには帰るよ」

そういうと彼女は寂しそうな顔をした。

「どうしても帰っちゃうの?」

「嫁たちが待ってるしな」

「で、でもここも住み心地いいわよ?ずっとここで暮らせば・・」

「悪いなひなた、嫁が待ってるんだ」

そういうとひなたは、

「あなたも、神になれるわよ」

「何?」

妖怪が神になるだって?それは無理だろ。

「できるわ。あなたに信仰が集まればいいのよ。そうすれば勝手に力もたまって神になるわ」

「成程な。でもそれは他でやるよ。向こうの方が地元だし」

するとひなたが怒り出した。

「どうして解ってくれないの!」

「??」

「私はあなたに興味を持ったからあなたを転生させて、そのうちにあなたが好きになって、甘えて、でもあなた気づいてくれないじゃない!あなたお嫁さん何人もいるんでしょ?なら私も加えてくれてもいいじゃない!」

気づかなかった。まさかひなたが俺のことが好きだったなんて。というか俺の前では素で、とか言ってたけど今いつもの口調じゃないか?そんなに深く考えてたのか?

「え、えっとその、お前は俺を好きってことでいいのか?」

「そうよ、何度も言わせないで。恥ずかしいじゃない」

「まあ、そのあれだ。俺はお前のことは嫌いじゃない。気持ちの整理がつかないけど好きだ」

嘘ではない。ひなたとはこの世界でもっとも古い知り合いで、俺のことを気にかけたりしてくれていた。気づかなったが、俺はひなたが好きだということに気付かなかった。ひなたは頬を赤く染め、

「ありがとう」

といった。そして俺に近づいてきて覆いかぶさってきた。

「ちょっ、何すん、、」

「しましょ」

この一言を聞いた後、俺の記憶はとんだ。


朝起きると同じ布団で、裸で寝ていて、あ~あ、やっちゃった、という気分になってしまった。そしてもう一つ思ったのが、今日は決闘当日であるということだった。朝日が昇り始めたころだからまだ時間は大丈夫だが、すごい気を散らしてしまった気がする。これ、俺が決闘してたら負けてたかもしれない。

「とりあえず、おきろひなた」

「う~ん、まってまだ私困難じゃ足りない、、」

「何言ってんだ」

と言いながら頭をたたくとやっと起きた。

「今日決闘の日だぞ。準備しろ」

「あ~っ、忘れてたー!」

こんなんで大和大丈夫だろうか

決闘の前夜っぽく、張り詰めた感じで書こうと思っていたら、こうなった。

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