永琳の家に泊まろう
宿題がー終わらないよー
俺は永琳の生まれる予定の村に向かった。村は俺が住んでいた小屋から2,3時間ほど歩いた場所にある。小屋は能力で創造したものだ。能力を使えばもっと大きなものを作れたのだが、目立つのが嫌なことと、規模のでかい想像をすると、体力を消耗してしまのだ。
そうこうしているうちに村のあった場所までついた。しかし村は様子がおかしかった。前は柵も堀もなかった。昔読んだ歴史漫画の縄文時代の村みたいだった。しかし村には3,4mのレンガ塀が設けられ、門番の男は鉄装備である。ずいぶんと進歩している。
「まあ、取り敢えず行くか」
近づこうとすると、門番の男に声をかけられた。
「おい、そこの貴様、何者だ!」
「俺は恐竜に追われてたんだ。家から逃げてきて、住む場所がなくて、少しの間いさせてくれないか。」
すると門番が、何やら隣の男に命令し、村の中へと走らせた。そして20分ほどすると、男が戻って、門番に何か伝えた。
「はいれ、永琳様からお許しをもらった」
やった入れた!
ちょろすぎるだろ。今の俺が門番に説明した話は嘘である。恐竜には日々の蛋白源になってもらっている。
入っていくと、村の人たちがこちらに物珍しそうな目を向けてくる。それもそうだろう。向こうは着物で、こちらはジーンズとYシャツだからな。
入り口から10分ほど歩くと周りの家より一回りも二回りも大きい家が見えた。
「はいれ、永琳様がお待ちだ」
なるほどここは永琳の家か。生まれたばかりのはずだったんだが、時間感覚が狂ったようだ。
「すると、奥から10歳くらいの幼女が現れた。胸こそないが、銀色の髪からしてこの子が八意永琳だろう。すると幼女が口を開いた。
「お前名は何だ」
「俺の名前は廿楽遊助だ」
「そう、遊助。お前はこれから、家で暮らしてもらう。お前の服装が面白そうだし
、お目のことを前に見たというものからは、私の知らないものを使って恐竜を殺していたと聞く。是非それも教えてほしい」
なるほど、それが目当てか。
「いいですよ、私たくさん持ってますから」
そういって俺は能力を使い銃や電子機器を大量に創造した。体を鍛えたので小物を出すのはそんなに疲れるものではない、とはいえ、ここまで多く出すと少し疲れる。すると永琳が目を輝かせた。
「お前、ゆっくりしていけ」
そういうと持てるだけをもって自分の部屋らしきところに籠ってしまった。
ゆっくりしている間に夕暮れ時になってしまっていた。
「永琳様ー、夕飯はどうすればよろしいので」
すると部屋の向こうから、
「知らん、適当に食べろ」
と返されてしまった。さてどうしたもんか。取り敢えず食材はっと、何にもないじゃないか。どうしようか。、ってわすれてた、俺創造できるんだ。今回は想像も使おう。永琳の好きな食材は・・・マグロ!?なんかお嬢様だな。まあ、いいや、創ろう。マグロを想像すると一瞬で一尾創造された。さっそく料理するか、マグロは刺身にした頭はさらに乗っけてその周りに刺身を持った。味噌汁とご飯を作って永琳の部屋にもっていった。
永琳は気づいていないようだった。
「永琳様夕飯できましたよ。一緒に食べましょう」
すると永琳は、
「なんだ、いたのか、私は後にす、、、マグロ!」
と食いついてきた
「一緒に食べましょう」
そういって夕飯を食べ始めた永琳と俺であった
永琳と一つ屋根の下で過ごします