主人公は復活します(次回)
前回からさらに数か月後、紫は神様に言われた通り永琳とひなたを連れてきた。
「紫、遊助を作り直してるなんて話私はきいていなかったんだけれど」
「それは私もよ。私が一番最初に遊助に会っているのに、あそこの方は何も言わないなんて」
「ちょっと待ちなさい、あなたが一番最初に会っていても一番最初に結婚したのは私よ。天照大御神だからってでしゃばらないでくれるかしら?」
「は?今この場で消し炭にしてあげてもいいのよ」
いつもは冷静な2人が喧嘩をするところを意外と思いつつも、あきれた紫は2人をなだめようとした。
「2人とも、やめなさい。今日は喧嘩させるためにここに連れてきたわけじゃないんだから」
しかし、なぜか言い返されてしまった。
「「そもそも紫だけなんで知ってるの!?」」
「まあまあ、君たちもそこらへんでやめておいたらどうだい?このままだと遊助君の記憶は不完全なままなんだけど」
と、そこに例の神様が出てきてそれを止めた。
「誰が一番とかそういうのはまた今度話しましょ。それよりも今日は何で私たちだけ集めたのかしら?」
「そうだね。説明してなかったね。僕は基本的にすべて見てたから99.9%は記憶を修復できたんだけど、残りの部分が抜けててね。そこの部分の記憶が君たち3人のもの見た位だったから呼んだんだ」
それを聞くと一応天才だったり神様だったりする3人は一応理解したようだが、永琳は疑問が残っているようだった。
「でもそれって私たちに都合のいい記憶になっちゃうんじゃないのかしら?」
「確かにね。まあ、それはあの爆発で残った彼の残骸が修正してくれそうだってことを昨日発見した」
「昨日って、まあいいわ。じゃあ戻してみましょう」
永琳は神様にあきれながらも納得した。
「じゃあ、君たちにはいろいろやってもらうけど、たぶん丸1日はかかると思うよ」
「構わないわ。いくらかかっても大丈夫よ」
「私も問題ないわ」
「私も」
3人も初めからやる気をだし記憶に関する作業に取り掛かった。
一日と言ったものの結局三日かかってしまった。流石に3人とも疲れがたまり今は寝てしまっている。一人疲れを感じることのない神様は遊助の身体をどこかへ運び出した。




