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東方の世界に転生して頑張る的な話  作者: teyu
第13章 つくりかえられた幻想郷へ
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大事なのはお賽銭

一日15時間勉強できた日

 空中であって戦う意思がないと伝える前に、戦いになってしまった。俺が出てもよかったんだが、

「すみません、やはり守屋神社の巫女である私が行ったほうがいいと思うんです」

と早苗が言ってきたので、今回は彼女に任せることにした。

「あんたたち、ここでの戦いのルールわかってるんでしょうね?」

「あっ、そうでした。弾幕、というので戦うんですよね。あとスペルカードというのも使うんとお聞きしております」

そういえばそんなルールがあったな。スペルカカードでの決闘じゃないと幻想郷なんてすぐ更地になってしまうだろう。

「わかってるじゃない。ならこっちから。夢想封印・集!」

霊夢がお札を掲げながらそう叫ぶと、弾幕が大量に表れた。早苗はスペルカードルールを用いたケットは初めてだが、これよけきれるんだろうか。

「これあったらダメなんですよね。よけきれそうもないので、私もスペルカード使いますよ。グレイソーマタージ!」

早苗も同じように弾幕を出した。この後は延々とスペルカードを乱発しあう戦いが続き、お互い体力を消耗していくだけだった。


~1時間後~


「あんた、なかなかやるじゃない。私の攻撃に当たらないなんて」

「あっ、わかります~?私も、一応神様なんですよ」

早苗はなぜか急にドヤ顔でそんなことを言い出した。普段はそんなことしないが、やはり疲れているんだろうか。

「そうね、たしかにただの巫女っていうわけでもなさそうね」

この戦いを見続けるのも飽きたので、俺はパンパンと手をたたきながら

「はい2人ともストーップ」

と言った。2人ともお互いの顔を見るのをやめて、こちらを見てきた。

「あのさ、2人ともそろそろ話し合いでもしたらどうだ?」

「そうね。もう疲れちゃうわ」

「ありがとうございます、遊助さん」

俺につかまっている2人も

「私たちもそろそろおりたいから、早く話しつけてよ」

と肩をたたいてきた。肩は凝っていないから結構です。

「ならなんでついてきたんだよ」

「だってあの神様たちと一緒に待ってるのは暇でしょ。だからよ」

「暇って、お前ら弾幕に当たったら普通の人間はただじゃすまないぞ」

「遊助が守ってくるれるんだからいいでしょ」

「とりあえず、下に降りて話をするべきだと思うんだぜ」

空中で話していると、2人が重いし、高いところはやっぱり好きになれないので、魔理沙に従うことにした。


「へぇ~、信仰が得られなくなったからこっちに来たと?外の世界は大変なのね~」

「そうなんですよ、霊夢さん。外の世界で神様ってもういないと思われてるんですよ」

「で、結局仲良くやっていけそうなのか?」

俺が聞くと、

「私は妖怪退治のことをもっとお聞きしたいので、仲良くしたいです」

「神社のお賽銭目当てじゃないんなら、大歓迎よ」

と答えた。この様子なら問題ないだろう。まあ、博麗神社のお賽銭は多少は減るだろうが、俺が入れておけば何とかなるだろう。

テスト期間中は逆に各時間が増えるから嬉しい

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