表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方の世界に転生して頑張る的な話  作者: teyu
第12章 秘封倶楽部の活動記録
162/198

急に帰省することになった

 翌日酔いがさめた3人は

「そういえば、昨日なにあったっけ?」

「そういば、私もないですね。どうしてましたっけ?」

「まあ、3人ともいろいろあったぞ。3人とも酔っててかなり呂律が回らなくなってたけどな」

「えっ、やっぱりそうだったの?飲みすぎはよくないね」

俺も若干酔ったが、酔い覚ましを飲んでおいたので今は問題ない。

「そういえば、今日こそ講義に出なくちゃ。まだ時間は大丈夫よね?」

「あと1時間あるから何とかなるだろ」

「そうですね準備しましょう」

早苗が服を着替えようと俺の目につかない場所に移動しようとしていた。その時、早苗のスマホに電話がかかってきた。

「誰なんですかね?お母さんは電話しないんですけど」

早苗は電話に出て、向こうの話を聞いているようだ。

「はい・・はい、わかりました」

「早苗、どうしたんだ?」

「遊助さん、今から東京に戻ります」

「え?なんでまた急に」

すると早苗は、ふぅと息を吐いてから

「実は、守矢神社神社が移転することになりまして、なので1度帰って来いと」

「ちょっと待って、ちゃんとここに戻ってくるの?」

「それは、まだわかりません。もしかしたらかなり遠い場所に移るかもしれないので」

早苗を呼び戻すほどのことだから、きっとかなり遠い場所かどこかに移るのだろう。俺も呼ばれてるし、何があるのやら。

「一度お二人とはお別れです。また会えるといいですね」

「だめよ、そんなの。私たちもついていくわ」

メリーと蓮子は俺たちについていこうとしている。

「二人は連れて行っていいのか?」

「今回は諏訪子さまと加奈子さまから私をお呼びになっていたので、かなり遠い場所に行くのかもしれません。連れていくのは難しいと思いますが、とりあえず向こうに行って何も言われなければそれでいいんだと思います。ですので、ついてくるのはいいですよ」

諏訪子と加奈子は部外者がいたら怒るだろうが、もしそうなっても俺から何か言えば許してくれるだろう。そう期待して、いつもの移動時のように隙間を開いて4人で入って行った。


 久しぶりに東京に戻ってきたが、あまり変わっていないようで、安心した。まあ、2か月くらいで九に代わるものでもないか。鳥居の前にあるご近所さんの家などを見つめていると、

「あ、2人とも早かったわね。ご飯用意してあるわよ」

と早苗母がこちらに近づいてきた。

「あっ、お母さん。どうして急に戻って来いなんて」

「それはね、この世界での信仰が失われてきたからなの。私はこっちの世界から離れられないけど、早苗、あなたなら他の世界に行っても生きていけると思って」

他の世界、といわれれば俺も大体どこに行くのかは察しが付く。

「さっ、ご飯食べて。そこの後ろの2人も」

とりあえず早苗のお母さんは蓮子とメリーがいることについて何も言わななかった。

家で書けないならネカフェで書けばいいんだ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ